【 レース参戦レポート 】 大磯クリテリウム11月

 

こんにちは。
SBC湘南藤沢店スタッフ&SBC Vertex Racing Team所属の中川です。

今月も大磯クリテリウムに参戦して参りました!

中川は最後に行われる、最上位カテゴリーのエリートに出場しました。
それまではSBCグループのお客様が出場されるレースを応援!

レース当日は天候に恵まれ、11月ながら気温も高くレース日和でした。
そんな中行われたレースの模様をお伝えします。

SBCのお客様で参加者が多かったのがマスターズのレース。

マスターズビギナーのカテゴリーは参加の敷居が低くて出やすいですね。
SBCのお客様でも、初めて&久しぶりのレース参加の方もいらっしゃいました。

見事に上位入賞もされました!おめでとうございます!

レースに出ないお客様も、応援に駆けつけて下さいました。

新車のCOLNAGO V5Rsがカッコいいです✨

それから、ビギナーにも出場されるお客様も。

SBC Vertex Racing Teamからは、山本選手がマスターズ50代のカテゴリーに出場。

山本選手は自らレースを厳しい展開に持ち込み、最後はゴールスプリントを制して見事に優勝!
流石の一言。

Cycloneさんの柴犬の帽子がかわいい。



おめでとうございます!


上から2番目のカテゴリーのエキスパートには、市原選手とワン選手が出場。

市原選手はここまで順調にレベルを上げて、エキスパートまで上がってきました。

結果は市原選手が37位、ワン選手がDNFと、両名共にペースの速いレースに苦戦しました。
今回感じたところを次回のレースに活かしていきましょう!

最後は中川の出場したエリート。

ここからは中川のレースレポートを掲載します。

エリート
出場 : 中川
0.9km × 30laps = 27km
目標
優勝
使用機材
新車を投入。
Specialized Tarmac SL8 Proの完成車をベースにカスタム。
パワーメーターとビッグギアを装着したり、コンポで気になる部分をデュラエースに変更したり。
久々に使うRapideホイールが速くて、気持ち良くレースを走れた。
シューズはレース数日前に、それまで愛用していたS-Works Torchが破損してしまった為、以前少しだけ使っていたS-Works Ares 2に急遽変更。
Ergonのクリートツールを使用してクリートをセットした為、急な変更でもクリートのポジションについては全く違和感無し。・フレームセット : Specialized Tarmac SL8 10r
・ホイールセット : Roval Rapide CL III
・グループセット : Shimano Dura-Ace R9270 / Ultegra R8170 ミックス
・クランクパワーメーター : Quarq D-Four DUB
・タイヤ : Continental GP 5000 STR 28c 空気圧F:4.3bar,R4.8bar
・サドル : Cadex AMP
見立て
11月になり、メンバーのレベルは上がった。
強そうなのはアヴニールサイクリング山梨の阿見寺選手、Roppongi Expressの高岡選手、Moat Racing Labの宇佐美選手(Youtuberウサミン)、PARKの池谷選手あたり。
いや、それ以外にも沢山有力な選手がいて、いつものようにメンバーの濃い大磯クリテリウムという感じ。
人数は多いが、動ける人は決まっていそうなメンバー。
昨年の11月の大磯クリテリウムでは、宇佐美選手、高岡選手、橋本晴哉選手(今回は不参加)の3名の逃げが早々に決まって、それが勝ち逃げに。そのイメージが強い。

おそらく、本来一番強いのは、今年Jプロツアー石川ロードレース2位、インカレロードレース2位などの好リザルトを連発した
阿見寺選手だろうが、Jプロの選手であり今はオフなのでコンディションは不明。
今回の1番のキーマンは高岡選手になると思っていた。
高岡選手は1週間前のツールドおきなわにピークを持ってきているので、まだその残りでかなり強い状態なのではないかと。
そしてレース当日の気温も11月としては高めなので、高岡選手の調子も良さそう。
バンバンアタックを掛けてきて、厳しいレースにしてくるはず。走り方上手だし。
という事で、逃げが決まる可能性も結構ありそう。確率としては50%くらいと予想。
そして、スプリント勝負になれば自分よりも強い選手はいないはず。
勝ち逃げに乗り損ねなければ、勝てる確率は高そう。
自分としては逃げかスプリントかは決めずに、展開によって対応するいつもの作戦で。
レース
天気が良く、11月としては気温も高め。風も弱めで最高のレース日和。
一応、小田原から平塚のストレートで弱い向かい風。もちろん、その逆は弱い追い風。
いつも通りにアップしてレーススタート。
スタートしていつものように蠣崎藍道選手がファーストアタック、ホールショットを獲得。
まずは様子見のアタックが続く。
自分としては最初は抑えめに、決まるアタックだけを選別して動こうと思っていたが、ペースが緩むとついつい自分からアタックを打ちたくなってしまう。
6周目にバックストレート(平塚から小田原に向かう方)で北川選手(プロモーションアスリートサイクリング)がアタック。
それに池谷選手が反応して2名で先行を開始。
これはサクッと捕まえておきたいなと、すかさず集団を引く。
が、自分の後ろに人が続かずに一人で集団から飛び出す形に。
そしてそのまま少し踏めば前2名にジョイン出来る距離だったので、そのままGO。
力で引きちぎった訳ではなく、フッと集団に容認されたように逃げが始まった。
半周ほど踏んで前にジョイン。
こうして3名で先行開始。
有力な池谷選手はいるものの、まだ先は長いし、集団の様子を見ながら逃げていく。
とはいえ、大磯クリテリウムのコースでは少人数でローテを回した方が効率良く走れて、後ろが追うにも結構力を使う。
なので逃げる事で集団にダメージを与える事もできるので、例えこちらが力を使ったとしても損はない。
逃げ始めて2周目に、北川選手が小田原コーナーでコーナリング中にバイクを滑らせてしまい、そしてその影響でリアタイヤのビードが落ちてしまったようで離脱。
と同時に、集団からブリッジをかけてきた瀬川選手(PARK)が合流。ちょうど北川選手と瀬川選手が入れ替わる形になり、ここから本格的に3人での逃げがスタートする。
まずは逃げを決めるために踏む。ここは集団と我慢比べ。
逃げを通して、先頭に出ている際のパワーは400w前後で30-40秒程度、ストレート1本かコーナーを挟んで半周でローテしていた。
後ろに着いている際のパワーは270w前後で1分ちょいの休み。これの繰り返し。
3名は、大体均等な時間配分で綺麗にローテを回せていた。
それなりに(自分比)高いパワーだが、3人とも全開ではなく8-9割程度で余力は残しつつ走れている。自分は調子良いのかこのペースでも大丈夫。
それと、コーナーでは気を抜くと離れてしまうので集中力を切らさない事が大事。
先頭を引く時は、とにかくエアロを意識。体全体で低く、そして脇も閉じて幅も狭く。
エアロフォームで踏むと腰が痛くなりやすいが、身体の調子も良く今日のレースではこのまま踏んでも平気そう。
逃げのメンバーの他の2名は、御殿場市のバイクショップ、PARKでエントリーしているが、池谷選手はJプロツアーチームの稲城フィッツクラスアクトのエース。

瀬川ジョエル選手も今年のJBCF E1の厳しいロードレースで上位入賞を繰り返している強い選手。とにかく自脚が強い。
来年はJプロツアーチームのレバンテフジ静岡への加入が決まっている。
そんな強い2人との逃げ。しかしその2人はチームメイト。どこかで2人で協力して、スプリンターの自分を振り落としに来るのだと思っていた。
なので、残り10周を切り、逃げ切りが濃厚になったタイミングでローテをキャンセルしてツキイチになって攻撃に備える事とした。
そもそも、自分は集団スプリントでも良いので最悪逃げが捕まっても問題ない。
しかし2、3周ほどローテをキャンセルしていたら2人から(当たり前だが)顰蹙を買い、池谷選手に聞くとチーム戦はしないとの事。ここは2人に申し訳無い事をしてしまった。
申し訳無いのでローテに復帰してからは詫びで1周まるごと引いた。
そんなこんなで、自分が一度乱した以外は順調に進み、残り3周あたりで完全に逃げ切りを確信。あとはアタックされても離されなければ最後にスプリントで勝てる。
集団からは高岡選手、宇佐美選手、山本選手(Team ZERO)、住田選手(Aventura Victoria Racing)が4名抜け出して追走しているようだが、ここまでの集団で消耗したのかそこまでペースは上がっていない。
ラスト1周に入るまでローテは回り、そこから勝負に向けて駆け引き開始。
バックストレートに入り少ししたところで瀬川選手がアタック。しかしすぐ自分が後ろに着く。
そうしたら今度は入れ替わりで池谷選手がアタック。これもすぐ後ろに入って、牽制状態のまま池谷→中川→瀬川の順で最終コーナーを回る。
最終コーナーを立ち上がり、まずは瀬川選手が後ろからスプリント開始。しかし自分が後ろに入ると一度踏みやめて3名お互いに様子を伺い合う。
瀬川→中川→池谷の順でで見合っていたところから、残り200mを切ったあたりで池谷選手が全開のスプリントを開始。と同時に合わせて自分もスプリント開始。

10秒程度の短いスプリントとなり、自分が先着して勝利。
目標の優勝、そして前回からの連勝にする事が出来て嬉しい!
レースを通しては、早めに決まった逃げだが、それに対応する事が出来た。最後に勝負を決めたのはスプリントだが、集団スプリント以外の勝ち方が出来た事も良かった。
流石にあんなにすんなりと逃げが決まるとは思っていなかったが、レースは何が起こるか分からないしやってみないと分からない。
今回の経験も糧にしていきたいところ。以上レースレポート今回クレジットの入っている素敵なお写真は、大磯クリテリウムフォトグラファーの田口様に撮影して頂きました。
いつもありがとうございます!今回も素晴らしい写真たちでした。中川は次戦は次の週のセオフェスに出場します!
そして、更にその次の週にはJBCF浦安クリテリウム。レースが続きますが、安全に楽しく出場していきたいと思います!

SBC Vertex Racing Teamの応援よろしくお願いします!

SBC湘南藤沢店 中川

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