【 SVRT参戦レポート 】第一回JBCF東京クリテリウム

 

こんにちは。SBC湘南藤沢店スタッフの中川です。
今年もJBCFシーズンが開幕しました!
2/16はSBC
Vertex Racing TeamはJBCF東京クリテリウムに参戦してきました。
このJBCF東京クリテリウムは神宮外苑という都心ど真ん中での開催。

いままで大学生の学連レースとして神宮クリテリウムというレースが開催されていますが、同じ場所で少しコースを変更されて使用されました。

チームからはE1、E3、マスターズに出場。

レースの模様をお伝えします!

E3-2
出場 : ワン選手
1km×11laps = 11km

シーズン初戦のE3は登録したばかりの強い選手が出てくるので非常にハイレベル。
このE3 2組目には元全日本選手権タイムトライアルチャンピオンの中村龍太郎選手や元ジュニアナショナルの宇佐美選手などE3とは思えないようなメンバーが出場。しかも距離が非常に短い為ハイペースなレースとなりました。

そんなレースにワン選手は途中で遅れてしまい、DNFに。
また次のレースで頑張りましょう!

マスターズ
出場 : 齋藤選手、山本選手、渡辺選手
1km×12laps = 12km

マスターズにも強いメンバーが揃いました。
前年までE1で走っていて、今年からマスターズに登録を変更した選手もおり、人数もペースもハイレベルなレースでした。
特にRoppongi Expressが人数を揃えていて、そしてひとりひとり強い。

SVRTとしては後手を踏む形となってしまい、独走力の高いRoppongi Expressの半澤選手が一人で先行。どんどん差を広げていく。

最後は半澤選手がそのまま逃げ切り、後続のスプリントで山本選手が6位に入賞しました!


E1
出場 : 相澤、中川

1km×22laps = 22km

Jプロツアーのレースを挟み、最後に行われたE1。
JBCF開幕戦という事で、このレースで優勝するとリーダージャージを獲得する事が出来ます。
こちらは是非とも手に入れたいところ。モチベーションの高い状態で臨みました!
スペシャライズド厚木・自由が丘スタッフの相澤と共に走ります!
相澤とは初めてチームメイトとして走ります。
彼はセンスのある走り方をするので、一緒だと心強いです!
以下中川によるレースレポートを掲載します。

見立て・目標
2025年のJBCF開幕戦。シーズン序盤のひとつの目標としてきた。

昨年11月のJBCF最終戦の浦安クリテリウムでは最後の局面に入るタイミングで前の選手が落車、その影響で力を使い勝負に絡めずに終わった。


次戦の大磯クリテリウム12月では、調子良く走れたものの、TRYCLEの橋本晴哉選手が強くて敗れて2位。このレースは悪くはなかった。


更に次戦の大磯クリテリウム1月では、レースの週に体を痛めてしまい、練習らしい練習が出来ないまま様子見をしながら走る事に。

そしてスプリントへ向けた位置取りで前の選手がバランスを崩して失速、先頭でのスプリントに加われず、練習出来ていなかったからかスプリントのかかりも悪く、またも悔しい思いをする事に。
その後2週間ほど練習をやめて体を休ませた。

ここのところのレースでは思うように走れていなかったのである。

体は懇意にして頂いている治療院さんにお願いして良くしてもらい、復帰。
そしてこの東京クリテリウムでの勝利を目標に設定した。


悪い流れを断ち切る為にメンバーのレベルが高めの今回のE1のこのレースで勝利して、更にイエロージャージも着ちゃおうというプラン。

悔しい思いはしたくなかったので、モチベーション高く準備をしてこのレースを迎えられた。

事前にコースを調べてみて、メンバーと合わせて展開を予想。

どうやら学連の神宮クリテリウムとはコースが違うようで、スプリントの仕方が変わる。
コースはコーナーの少ないイージーなコースで、ハイスピードで展開されて逃げが決まりにくく、集団スプリントになりそう。

スプリントでは、最終コーナーからゴールラインまでの距離が短く(実測120m、スプリント時には10秒程度)、最終コーナーに入る位置がかなり重要になる。
なので、最終コーナーに向けてスプリントをするイメージを立てておく。その為には埋もれてはいけないので、先手を打つべきだと考える。

コースは事前に動画で確認して、そして試走の時間で実際に距離感や路面状況を確認して感覚をすり合わせた。


今回からチームメイトとして相澤がいるので、レース前に話をしてラストにリードアウトしてもらうように要請。

相澤には、ラストの局面で前に居れたら固まって引き上げてもらい、残り600m程度から300m程度まで、そこがゴールだと思ってスプリントしてもらうように指示を出す。

ただラストに相澤が前に居れなかったら、一人で立ち回るしかない。そこは臨機応変に走れるように深く決めすぎない。
というか、Roppongi Expressは高岡選手が大前選手を引き連れて、TRYCLEはアシスト選手が武井選手を引き連れて同じ事をするだろうので、それに乗ることをあらかじめ見越しておく。

人数を揃えている強豪チームが複数エントリーしているので、逃げは決まらずに集団スプリント勝負になりそう。なので基本は集団ステイ。

そして早めに自分からスプリントで先行して最終コーナーを先頭で入り、ラストの直線は粘る。この作戦でいく事にした。

注目の選手は、Roppongi Expressの大前選手、Velonuts Racingの石倉選手、TRYCLEの武井選手。この3名とスプリントで勝負となるだろう。

そのほかもJBCF開幕戦かつ東京都心でのレースという事で有力な選手が揃っている。

コースはイージーで道幅も広いので、集団内はごちゃついて落車が起きてしまいそう。先に行われたE3やJプロツアーを走った選手に聞くと落車が多かったそう…
集団前方にいないとキケン。

レース
先頭に並びスタート。
半周ほどのローリングが解除されると、TRYCLEの田渕選手がファーストアタック。
田渕選手がそのまま1周を引ききり、自分はその後ろについて2周目へ。

赤い〇の地点で後ろはごちゃつき危険

アタックが掛かる➡U字区間の中間地点で緩んで集団が広がる の繰り返し。

先頭で動いているのはRoppongi Expressの高岡選手と大前選手、湾岸サイクリングユナイテッドの市村選手、TRYCLEの橋本兄弟と武井選手などが中心。その他にも活きの良い若い選手らが先頭付近に陣取っている。中盤から相澤も前の方で上手く走れていた。

上記の選手が動き続けているので、集団が緩みすぎる事はなく速めのペースで比較的安定してくれた。そうなってくれると、落車のリスクが減りありがたい。

やっぱり逃げが決まりそうな雰囲気は無い。
恐らく一番自力のある橋本晴哉選手も前方に上がる事に苦しんでいて、いつものようにアタックを連発していない。

自分は作戦通りに集団ステイ。しかし少しでも気を抜くと後ろに合いやられてしまう。後ろに下がると集団内が乱れていてデンジャラス。大きなU字カーブではアウト側から上がろうとすると長い距離を走らなければならないので、前に上がるのが大変。
序盤から中盤は集団前方から中腹をウロチョロしながら進む。

22kmと短いレースなのであっという間に半分を過ぎ、終盤へ。
下がってしまうとやばいのでここからは前方をキープすべく集中して走る。相澤も前方で上手く走れている。

集団先頭では相変わらずRoppongi ExpressとTRYCLEと、湾岸の市村選手が動いている。

Roppongi Expressは高岡選手と大前選手で固まっていて、スプリントに備えて良い連携が取れているように見えた。なので、その動きに乗じるべくマーク。

ラスト2周に入るホームストレートで高岡選手が少し抜け出していて、橋本友哉選手がそれを追い、その後ろに大前選手、市村選手、自分、武井選手といった並び。

その地点でサイクルコンピューターの距離を確認したら20.5kmくらいだったので、次ラストか、と備えたが、周回板を見たら残り2周。実際にはコースは1kmより長かった模様。慌てずに切り替えてラストに備える。
相澤は埋もれてしまったようで近くにいない。なので他チームの列車に乗る事にした。

Roppongi Expressの奥田選手がアタックして先行して、それをLT United Cycling Teamのヨノツ選手とHonda栃木の阿部選手が追いラスト1周へ。

Roppongi Expressはこの後高岡選手が大前選手を引き連れてリードアウトするだろうので、いつ来るか構える。
本来相澤にお願いしたかったように、1コーナーを抜けたところで予想通りに2名で上がってきたので、その後ろに入り込む。



高岡選手が先頭で踏んでいき、残り450mあたりで力尽きて大前選手に交代。
まだスプリント開始には早いので大前選手と見合い、タイミングを伺う。

進んで自分の射程圏の距離になり、先頭の大前選手が一瞬目線を外したタイミングで発進。
動画で見返すと、自分の後ろにいた石倉選手も同じタイミングから発進していた。

先行する大前選手の前に出て、先頭で最終コーナーに進入。ここから10秒のスプリント。


先頭で最終コーナーを回れたら勝てると踏んでいたので、これは勝った!なんて思っていたらラスト30mで大前選手が伸びてきて差されそうになり、慌ててハンドルを投げて先着。ホイール1/3程度の差だった。

開幕戦で勝利!

イエロージャージも獲得。

狙っていたレースで考えていた通りに勝てて良かった。

相澤は28位でしっかり完走。

中川は次は九州チャレンジサイクルロードレース、大磯クリテリウム3月、JBCF真岡芳賀ロード・清原宇都宮クリテリウムと出場予定です。
特に清原宇都宮クリテリウムはJPT、E1混合のJCTの初戦という事で目標としていきたいと思います。

引き続きよろしくおねがいします。

今回の記事に使用させて頂いたお写真たちは、様に撮影して頂いたものです。
いつもありがとうございます!


SBC湘南藤沢店 中川


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