
3/8は九州チャレンジサイクルロードレースに参戦して参りました。
神奈川の人間が何故わざわざ九州へ…?と思われるかもしれません。(笑)
そして、コースがHSR九州というサーキットコースで行われます。

以下レースレポートを掲載します!
エリート
使用機材
・フレームセット : Specialized Tarmac SL8 10r
・ホイールセット : Roval Rapide C38
・グループセット : Shimano Dura-Ace R9270 / Ultegra R8170 ミックス
・クランクパワーメーター : Quarq D-Four DUB
・タイヤ : Hutchinson Black Bird TLR 28c 空気圧F:4.3bar,R4.8bar
・サドル : Cadex AMP
オールラウンドに走れるTarmac SL8のいつもの使用で。
レース前について

レース当日は試走時間が朝しか設けられていなかった為、少し早めに会場入り。
コースの印象は事前に動画で確認して感じていたものと変わらず。
注意点はスプリント勝負だと、最終コーナーを抜けてからゴールラインまで85mほどしか無く、そこから捲るのは難しい点。
レース前は小雨が降っていたが、エリートのレース時には降られずに乾いた路面で走ることが出来た。
見立て
レース
天気が持ちそうだったので実走でアップしてスタートへ。
レースはエリートとU23は混走で、別々に表彰される。
スタートしてすぐに3名の逃げが決まる。
メンバーはシエルブルー鹿屋の伊藤選手、スパークル大分の原田選手、ギンリン熊本の選手の3名。
確実に脚のあるメンバーかつ、人数を揃えているスパークルとギンリンの選手が入っている。
なのでメイン集団はサイクリングペースになってしまいすぐに差が広がる。
流石に最後まで逃げるのは難しいとは思うが、追いつくのに力を使ってしまいそうで嫌な展開。
ペースが落ちて差が広がりすぎないように集団を引く。が、後が続かずにローテが上手く回らない。スパークルとギンリンの選手は前を引かないので余計に。
VC FUKUOKAは逃げに乗せていないので、唯一コンチネンタル登録の辻野選手に声をかけると、「そろそろ詰めましょうか~」との返事。終わってから考えると辻野選手はU23での出走なので別に逃げは関係無かったか…
それでも辻野選手は積極的に集団を引いてくれた。
割と力を使いつつレースの半分くらいで最初の3名の逃げを吸収。
吸収する前に逃げとの差が詰まったタイミングでスパークルの選手がカウンターを狙って揺さぶりをかけて来る。そしてそれに他の選手が追従して集団のペースが上がる、といったような事を繰り返していた。
最初の3名が捕まって集団一つになってからは散発的にアタックが繰り返される。
自分も踏んでいたら先行する場面もあったが、あくまでもスプリント勝負狙いなので踏まずにすぐに吸収された。
そしてこの後に、結果的に勝負の分かれ目になった場面が訪れる。
スパークルの住吉選手がジャブを打ち、そこに木下選手、ギンリンの畝原選手が追従して3名の逃げに。
この時に自分は乗れるタイミングではあったが、またスパークル、ギンリンが入っているので、入ったところで不利になると考えて見送った。
スパークルはスプリントで本命だと思われる黒枝兄弟と沢田選手がここまで脚を使っていなかった為、彼らとスプリントで勝負する事を考えると動きにくかった。
そして畝原選手はかなり強い選手で、3人逃げが決まった際に一番先頭を引いて、逃げを決める原因のひとつになった模様。ずっとアタックして逃げの形成を狙っていたらしい。
こうして中盤~終盤にかけて新たに3人の逃げが決まり、スパークル・ギンリンの選手が入っている事で後ろの集団は止まり、差が広がる。
シエルブルー鹿屋の伊藤選手などが集団を牽引するも、逃げ切りが濃厚なタイム差まで広がり、途中から自分も4位争いに切り替えた。
集団も4位争いムードに。スパークルのトレインが炸裂する事を考えて早めにスパークルの後ろに位置取り。
ペースは落ち着いたままラストへ。
ラスト2周から位置取り争いがシビアになり、ペースも上がり始める。
しかし、スパークルも明確なアシスト選手はいないようで、トレイン全力牽引という感じではない。
試走して考えていた通りに、最後はバックストレートの途中からスプリントを開始して、先頭に出てコーナーを曲がってフィニッシュの予定でスプリントをする事にする。
ラスト周に入ると後続から上がって来る選手でごちゃつき、登りの緩やかな左コーナーではコースアウトする選手も。
自分は先頭スパークルが固めている後ろにいて、一度他の選手に奪われたが、バックストレートの一度手前の更にバックストレート(?)の登りきりでは取り戻して良い番手でスプリントに備える事が出来た。
最後のS字コーナーを抜けて、スパークルの選手が沢田選手、黒枝兄弟の発射台としてペースを上げていく。
バックストレート中腹あたりで自分のタイミングが来たと察知して、スプリント開始。
全力で加速して前を走る選手をかわして先頭へ出て、ペースを維持しながら最終コーナーへ。
そのまま集団の先頭でフィニッシュして4位。
目標の優勝は出来なかったが、スプリントでの手応えを掴む事が出来た。
次はJCTでの宇都宮クリテリウムを目標にしていきたい。
Jプロツアーとの混走になり、位置取りで思うように走れなくなるはずだが、出来る事はやっていきたい。
レースが終わった後はせいちゃんこと稲城フィッツの相原選手とサイクリングへ!
知らない土地を走るのはやっぱり楽しい。これが自転車の醍醐味の一つだと思います。
以上レポート
更にチームからは、翌日に広島中央森林公園にて開催された西日本チャレンジサイクルロードレースにて、U23カテゴリーにて生天目隼人選手が2位に入賞しました!
入賞おめでとう!
そして全日本選手権の出場資格も獲得です。
楽しみですね!
SBC Vertex Racing Teamは、次戦は大磯クリテリウム最終戦に出場します。
そしてその次はJBCF真岡芳賀ロードレース、清原宇都宮クリテリウムに参戦します。
今回の記事で使用させて頂いたお写真はYarii様に撮影して頂いたものになります。非常に助かりました。ありがとうございます!
SBC湘南藤沢店 中川
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