こんにちは!
スタッフの中川です。
2/19、SBC Vertex Racing Team とクラブチームは大磯クリテリウムに参戦してきました。
更に午前中は雨もぱらついていて、時には本降りのタイミングも。
そんな荒れた天候に負けずに戦った皆様の様子をお伝えします!
それでは時系列順にご紹介していきます。
オープン
参加選手:渡辺選手
朝一のオープンクラスにはチームのE1選手、渡辺選手が1名でエントリー。
おそらく朝一が一番風の強いタイミングであり、タフなレースになりました。
大磯クリテリウムの会場は海沿いであり、天候の影響をもろに受けます。
風は小田原コーナー側から平塚コーナー側に向けて吹いていましたが、更に海側からの横風も加わり風が渦巻き、立ち回りの難易度がUP。
渡辺選手は一番積極的に集団先頭で展開するも、向かい風区間では400w踏んでも30km/h出なかったとの事。
そんな中一人逃げを敢行した選手が現れ、結局ラストはその選手が逃げ切りました。
渡辺選手は集団スプリントに加わり、4位と上位でフィニッシュしました。
トレーニー
参加選手:桜井選手
こちらにはクラブ員のクライマー、桜井選手がエントリー。
この暴風は軽量な桜井選手にとって不利でしたが、終始集団前方でレースを展開。
途中から1名が先行して逃げ切るも、後続のスプリントで桜井選手は先頭を取り、見事に2位でフィニッシュしました。
シニア
参加選手:山本選手
こちらにはクラス常勝中の山本選手がエントリー。
今回も優勝が期待されますが、天候の影響で距離が8周に短縮され山本選手にとって難しいレースに。
強風の為、前を牽く選手が少なく山本選手が牽く時間が長くなります。
短いレースの中で、流石に山本選手の力をもってしても一人の力では引きちぎることは難しく、最後はスプリントに。
スプリントも漢気を見せ先頭で開始するも、後ろから伸びてきた選手にギリギリ交わされてしまい、惜しくも2位でのフィニッシュになりました。
ミディアム1組目
参加選手:柴田選手、濱崎選手
こちらにはクラブチームから2名がエントリー。
ミディアムクラスは参加人数が多く、暴風の為危険な場面であれば無理はしないようにお二人には出走前には伝えて送り出しました。
健康な体あってのレースなので、まずは安全が第一です!
序盤から両選手ともに良い位置でレースを進めます。
終盤になり惜しくも濱崎選手はハイペースな集団から遅れてしまいました。
柴田選手は集団の先頭を積極的に牽引するなど見せ場を作りましたが、ラスト1周に入るタイミングで他の選手に主導権を奪われてしまい、苦しい展開になりました。
それでもしっかり集団に残り、14位でフィニッシュしました!
エリート
参加選手:中川
ラストのエリートには私中川が1名で参戦。
この頃になると雨は上がり、路面はほぼドライに。タイヤ空気圧もドライのセットで走る事に。
しかし風は相変わらず強く、タフなコンディションであった。
バイクはいつも通りのTarmac SL7 + Roval Rapideで。
暴風の為ディープリムを使うのは通常は注意が必要と思われるが、Rapideのフロントリムは横風の影響を受けにくいように設計されている。
実際にディープリムだから危険だ、と感じる場面は今回無かった。
いつものようにレース前の準備をして、スタートへ。
今回の大磯クリテリウムは気温が高く、久しぶりに半袖で走れた。
レース前の展望としては、スローな展開ならラストはトラック短距離の選手(石倉、小堀選手)とスプリント勝負。
しかし宇佐美、高岡、中島、古谷選手といった強力な選手によってタフな展開になる事も予想された。
自分としてはスプリント勝負が好ましいので、無駄に動きすぎない温存作戦をチョイス。(短距離選手と勝負したいので)
レーススタートして、強風の為かペースはあまり上がらない。
いつものように前で走る事を心がける。小田原コーナー立ち上がりからの追い風区間ではいつもよりも前と後ろの差が出てくる。
逃げは散発的に出来るも、決定的な動きにはならない。
そして上で挙げた強力な4名が入るものは必ず見逃さないように。
自脚のある高岡、古谷選手の2名が先頭で走っていることが多かった。
自分も先頭で走る場面があるが、前を牽いている方が自分のペースを刻めるので出しているパワーに対して苦しさの比率は低い印象。
そんな展開でラップを重ね、終盤へ。
残り3~2周のタイミングで先行していた数名の中から池谷選手が残り、一人逃げに。
池谷選手~集団の間数秒のギャップでそのままラストラップへ。
以前も何度か同じ形になっているので、十分スプリントで回収できる距離とは分かっている。
古谷選手が先頭を牽き続けているのでその真後ろに位置取り。
クランクを抜けてからはとにかく後ろの動きに集中。
ラストは追い風スプリントなのでいつもより前で最終コーナーは曲がりたい。
誰も行かなければ流し先行を開始するし、早掛けする者がいればそれに飛びつく。
クランク~小田原コーナーの間の真ん中あたりで高岡選手が早めに飛び出したので、皆その動きに合わせてペースアップ。
(確か)高岡選手、宇佐美選手、中島選手、その後ろに石倉選手と自分が同じくらいの順で小田原コーナーを回る。
コーナーを回ったらすぐにスプリント開始!
追い風が強かったので最高速度70km/hの高速スプリントになった。
そのまま数名を交わして無事に1着でフィニッシュ。
1月から2連勝!
強風の中無事にレースを終える事が出来ました。
今回の大磯クリテリウムは悪天候ながらチーム、クラブ員全員怪我無く終われてほっとしました。
今回使用させて頂いた素敵なお写真は大磯クリテリウム常連フォトグラファーの海様が撮影された物です。
いつも本当にありがとうございます!
チームから次戦はJBCF開幕戦の鹿児島ラウンドに齋藤選手と山本選手が出場します!
その次は富士クリテリウムに参戦予定です。
チームのInstagram開設しました。是非フォローよろしくお願い致します!
これからもSBC Vertex Racing Teamの応援よろしくお願い致します!
SBC湘南藤沢店 中川