こんにちは。スタッフの中川です。
3/25にSBC Vertex Racing TeamはJBCF袋井・掛川ロードレースに参戦してきました。
今年初開催となったこのレース。
会場は静岡県のエコパスタジアムの公園。
公園内や駐車場内を使用したテクニカルで平坦基調な6kmのコースです。
ギリギリまで減速が必要なヘアピンコーナーを含みコーナーが多い上、道路が広くなったり狭くなったりと集団後方だと非常に厳しいコース。
その上コースにはマンホールが無数にあったり、特定のコーナー上
には車両侵入防止のポールの頭が出ていたりとラインが制限され、注意が必要です。
(画像はイメージです。)
更にレース当日の天候は雨。
実際にどのカテゴリでも落車やパンク多発のタフなレースになりました。
チームからはマスターズとE1カテゴリに出場。
それではカテゴリごとに様子をお伝えします!
マスターズ
出場選手:齋藤選手、日向選手、山本選手
山本選手は開幕戦の鹿児島ラウンドの結果、マスターズのリーダージャージを着用中。
更に齋藤選手、日向選手も出場しチームプレイに期待です!
コースはマンホールやポールの頭以外でも路面自体が滑りやすいようで、レースが始まるとやはり落車が何件かあった模様。
落車ではないが、有力選手の岸本選手(mkw)もパンクでレースを終えてしまう。
SVRTからはトラブルが出る事は無く、全員集団内でレースを続ける。
中盤に1名の選手が抜け出し、一人逃げが決まる。
このコースは集団の利が少ない事や、集団内で逃げに気づいていない選手もいたようで30秒程度の差をつけて先行。
チームからは日向選手が積極的に集団を牽引、リーダージャージの山本選手も自ら牽引して追いかける。
しかし今回は逃げの選手が強く、そのまま逃げ切りに成功。
集団は2位争いのスプリント勝負となり、山本選手が集団内2着・3位でフィニッシュ。
更に日向選手が6位、齋藤選手が12位とサバイバルなレースを上位で完走しました。
今回の結果で、山本選手は見事リーダージャージのキープに成功!
次戦も楽しみですね。
E1
出場選手:渡辺選手、中川
E1は出走人数が90名以上と多く、とにかく前にいないと終了するレースと予想された。
中川のレース前の展望としては、距離が132kmと長く終盤に力尽きる可能性が高いので、それならば序盤から攻めて散るときは潔く散ろうという作戦で。
レースの展開としては、流石にこのコースで132km全開にはならず、最初は早いペースで進行して絞られたタイミングで落ち着いてから終盤へ向けて動きがでるだろう、と予測。
他のカテゴリでも最終的には集団は20名程度まで絞られていたので、このコースで走れる人数はそのくらいなのだろう。
メンバーはE1の強豪選手がそろっていて、バルバの寺崎選手、RCCの中里選手、RXの高岡選手、アーティファクトの石井選手といったいつものメンバーに加えhacoの佐野淳哉選手あたりが中心になりそう。
早めの整列が好ましいと考え、アップはほとんどせずに渡辺選手と共に先頭付近にバイクを並べる。
レース距離も長い為アップはそこまで要らないだろうと。
が、バイクから離れて建物の近くで温まっていたら、整列が始まってしまう。
結局最後尾からのスタートとなってしまった。
レースはローリングスタートでローリング自体も長かった為、リアルスタートまでに隙間を見つけて位置を上げていく。
リアルスタート時には前から2列目くらいには上がれた。
スタートしてからは安全の為に人数を絞りたく、集団前方でペースを上げていく。
思惑通り集団はかなり伸びて、しめしめと思いながら走る。
先頭でペースを上げるのはやはり上で挙げた5名。
自分としては力の温存は考えずに走った結果、気持ちよく踏めていた。
脚を残そうと消極的な走りになるよりも、気持ち含めて調子が上向きになる。
雨で滑りやすく、集団のコーナリングスピードが遅く少しでも後ろに下がってしまうとインターバルがきつくなる。(ただでさえインターバルのキツイコースなのに)
なのでアタックして攻撃している方が楽なんじゃないか?と思うほど。
そんな様子で前々で走っていたら5周目の駐車場区間で寺崎選手がアタック。それを追い集団のペースも上がる。
アタックが掛かった直後のコーナーを集団2番手で走っていたところ、先頭の選手がコーナー出口でグリップを失い落車。
丁度道が狭くなる区間でもあったため真後ろの自分は避けれずに突っ込み落車。
自分が前に落車したのはまだJプロツアーの選手だった4年前で、久しぶりに落車してしまった…
集団先頭での落車だったので後ろはストップ。
自分はハンドルが曲がったのとバーエンドキャップが吹っ飛んでしまった。(これが無いともう一度落車した際にハンドルが刺さる恐れあり、地味だけど非常に大事なパーツ)
更に、大事なSMITHのサングラスも吹っ飛んでしまった。(後に回収)
ニュートラルのマヴィックバイクに乗り換える手もあったが、落車多発のレースに対する気持ちも切れてしまい、レースを降りた。
ホビーレーサーは無事に帰るのが一番です!
共に走った渡辺選手ですが、自分が降りた後も粘り強く走り続けましたがその後のペースアップで惜しくも遅れてしまい、DNFとなりました。
今回のレースでスイッチが入ったようなので、この後の連戦にも期待です!
レースを終えて帰宅するとタイヤには無数のガラス片が。
コース上にかなりの数が落ちていたようで、実際にパンク多発でした。
パンクしないでくれたPirelli P-Zero 4Sに感謝です!
チームは次はJBCF舞洲TT & クリテリウムに参戦します!
これからもSBC Vertex Racing Teamの応援宜しくお願いします!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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