こんにちは。スタッフの中川です。
SBC Vertex Racing Teamは4/1、2にJBCF舞洲TT&クリテリウムに参戦してきました。
チームからは今回3名が出場。
はるばる大阪まで行ってきました!
2日とも好天に恵まれたレースでした。
それではレースの模様をお伝えします!
1日目 TT
1日目は2km程の短いTT。
この短いコースの中にコーナーが5回あり、テクニカルなコース。
TT能力よりも、コーナリングやダッシュ力が重要になりそうです。
路面は荒れ気味で、コーナーにも砂利が浮いている箇所も。
使用されるバイクもロードバイクとTTバイクでまちまち。
E1
出場選手:中川
今回のトップカテゴリであるE1には私中川が1名で出走。
コース的には得意そうなので、狙っていきたいところ。
今回初出場なので、試走でコースをチェック。
ところどころレーススピードで走ってみると、コーナーが思ったよりもきつく路面も荒れており、攻めきれないなといった印象。
コーナーのことを考え、試走中にタイヤ空気圧を普段より0.5気圧程下げる。
バイクは普段のロードバイクのまま(Tarmac SL7 + Roval Rapide)で出走。
コーナリングと加速が重要なので、最適なのはロードバイク+TTハンドルかな?と思ったが優勝者もロードバイク+ドロップハンドルだったのでそこまで大きな影響は出なさそう。
短いTTなのでアップを長めにして、いざ出走を待つ。
目標は3分を切って入賞。
中盤くらいにレーススタート。
既にトップタイムは3分を切っているので、タフな戦いになりそう。
TTはスタートで踏みすぎないように心がける。
1コーナーに入る。やはり攻めきれない。
ここで落車はしたくないので、各コーナー安全に回れるスピードまでだいぶマージンを取って回る。
コースには風が吹いており、追い風→向かい風の繰り返し。
向かい風区間で思ったよりも速度に乗せられない。
それでも最後まで踏み切りゴール。
目標には届かず、3:02台というタイム。
最終的には19位というリザルト。もう少し上には行けると思ったが、そんなに甘くは無かった。
何回もこのコースでTTをしている選手達にはやっぱり敵わなかったよう。
切り替えてしっかりダウンをして、翌日に備える!
M
出場選手:齋藤選手、山本選手
山本選手は現在リーダージャージを着用中!
今回のレースは全国からマスターズのTT巧者が集まり、ハイレベルな戦いになりました。
山本選手はTTバイクのSpecialized S-Works Shiv TT Discで、ホイールもRoval CLX64 + 321 Discといった完全TT仕様。
齋藤選手は通常のロードバイクのFactor Ostro VAM + Roval Rapideを選択。
マスターズはTTバイク率が高く、中でもShiv TT Discのシェアが一番多かったように見えました。
TTバイクながらハンドリングにクセが無く、軽量な為テクニカルな舞洲TTでも使いやすいのでしょう。
山本選手のShivはUCI規定に合わせてセッティングしている為、検車も一発クリア。
いざスタート!
お二方とも好走を見せ、最終的に山本選手が6位入賞、齋藤選手が15位でフィニッシュしました!
山本選手はリーダージャージをキープしました!
翌日もリーダージャージでの出走です。
レースを終えた後は大阪観光という事で、シマノ自転車博物館へ。
世界最古の型の自転車から最新のデュラエースまで、見ごたえ沢山。
こちらは初代のデュラエースです!
二日目 クリテリウム
二日目はコースのレイアウトを変更してクリテリウム。
コースは0.85km程で短く、緩めのコーナーが2回というイージーなもの。
コーナーは大磯クリテリウムの平塚コーナーほどで、直線は短く最終コーナーからゴールまでも短め。
スプリントの場合、最終コーナーの位置取りがかなり重要になる。
路面は荒れ気味で、特に最終コーナーは逆バンク気味な上イン側に一度凸凹があり注意が必要。
集団有利なコースだが、落車回避の為にも前々で展開したい所。
E1 2組目
出場選手:中川
本日も1名での参戦。
注意すべき選手は元選手のYurifitの小橋選手。
他にも、このコースだとチームメンバーをそろえているチームに動かれてしまうと単騎の自分には厄介である。
アップを済ませ、レーススタート!
本日も折り返しを機に追い風区間と向かい風区間に分かれており、向かい風区間では横風の影響も。
集団内ではなるべく風下に入るように、逆に先頭を走る際は風下に入らせないように走る。
とはいえ、皆で協調したい場面では風よけになるように走り、そこは臨機応変に走り分ける。
展開はアタック➡それを追う集団といった様子。
他のレースを見ていてもいくつかは大逃げを決めている様子もあり、コースの印象の割には逃げを決めるのも出来るらしい。
やはり路面は荒れていて、レーススピードだと長い時間振動を感じる。
舞洲では路面抵抗やコーナーのグリップ力から、低圧のチューブレスホイールのメリットが大きそうだ。
自分はクリンチャーで、空気圧も普段通り。昨日の様に少しだけ落とした方が良かった。(今日はコーナーが緩いので落とさなかった)
このコースの集団の流れも走るうちに分かってくる。
ただ、このイージーなコースで勝利を狙うには位置取りや展開を読む力が必要で中々難しい。
逃げが出来た際はいつも通り、積極的に集団先頭に出て追う。広がりすぎないようにコントロール。
中盤から終盤にかけて2名の逃げが先行したものの、ラスト3周くらいで吸収。
吸収の為に集団はペースアップ。ラストに向けて位置取りも激しくなる。
1周が短いので気を抜けない。
ラスト1周に入る直前、小橋選手がアタック。
キレも良く差が広がり、これはまずい動き。
この時点で自分は集団10番手程度におり、反応に遅れる。
そこからなんとか追いすがるも、届かずに2位でフィニッシュ。
ここのレースの難しさと、小橋選手の強さを感じました。
M
出場選手:齋藤選手、山本選手
本日もこのお二方が出場。
このマスターズカテゴリには、昨年よりも倍の人数がエントリーされていたようで盛り上がりを感じます。
有力選手もたくさん。
中には元プロ選手の三船雅彦選手や辻善光選手などのレジェンドの名前も。
山本選手はリーダージャージ着用中の為、先頭からスタート。
スタートして1周目から数周にわたり、山本選手が先頭で踏みペースアップ!
齋藤選手も前から5番手以内のいい位置をキープしています!
山本選手のペースアップが一旦終わり、集団が緩んだタイミングでmkwの岸本選手がアタック。一人逃げが決まる。
そこから数周にわたり岸本選手の一人逃げが続く。ただ、TTの得意な岸本選手といえどここから最後まで逃げ切るのは難しいだろう。
レースはハイペースで進行。
岸本選手を回収した後もアタックで出し入りがあるもののの、集団でラスト2周へ。
齋藤選手がそのタイミングでアタックし、一人先行体制に!
ラスト1周に入ったところで吸収されてしまったものの、山本選手がスプリントに備えます。
バックストレートでTeamZenkoのヨノツ選手が早掛けでペースアップ。
早いペースからのスプリント勝負になり、山本選手は14位でのフィニッシュになりました。
齋藤選手も21位で無事にフィニッシュしています。
そして今回のレースの結果、山本選手はリーダージャージを死守しました!
次戦の伊吹山ヒルクライムは山本選手がリーダージャージを着用して参戦予定です!
その後も東日本ロードクラシック、大磯クリテリウムとJBCFレースが続きます。
SBC Vertex Racing Teamの応援よろしくお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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