今回ご紹介するバイクはこちら。
言わずと知れたハイエンドバイク、PINARELLOのDOGMAシリーズ。
その最新型がこちらの”DOGMA F”です。
そういえば、当店の古川店長も最近DOGMA Fを購入していました。
DOGMAシリーズはカラーが豊富な点も魅力のひとつ。
どのカラーのDOGMAもカッコいいですね!
話は戻り、このバイクはフレームバラ組で組み上げ、オーナー様の拘りが詰まったバイクに仕上がりました。
ホイールはZIPP 404 Firecrestを選択。
ディープリムの404はエアロ形状のDOGMA Fにピッタリ。
タイヤはPanaracerのアジリストTLR 28c。
ZIPP 404 Firecrestはチューブレス専用ホイール。
そしてフックレスリムが採用され、現在最も先進的なホイールのひとつに数えられます。
(フックの無いZIPPのリム)
グループセットはシマノ アルテグラR8170系メインで、部分的にデュラエースも組み合わさります。
ハンドルはピナレログループのMOST。
モデルはDOGMA F用に設計された一体型のTalon Ultra Lightがセットされます。
画像で見るよりも、実物は扁平していて迫力のある印象を受けました。
この点についてはDOGMA Fのフレームとも同じ印象です。
そして前から見ると非常に薄い!
このハンドルの特徴のひとつとして、下ハンドル部が細くなっています。(PRO VIBE AEROのように)
Ultra Lightと謳いながら剛性もしっかりしていますし、サイズのラインナップが多いのが嬉しいポイントです。
ハンドル幅は外-外表記で、バーエンドでの幅になります。
更に、ハンドルはフレアしているので、ブラケット部はそこから20mm程度狭くなります。
なので例えば420mmの場合、バーエンドの芯-芯400mm、ブラケット部の芯-芯380mm程度といったサイズになります。
このハンドル幅でステム130mmまでラインナップしているとは、流石ピナレロです。
フレームも同じくですが、サイズのラインナップが豊かなのがイタリアブランドらしいですね。
これなら、ほとんどの方がこの一体型ハンドルでポジションを出せると思います。
ハンドルで¥147,400の価格は伊達じゃありません!
非常に価値のあるものです。
また、DOGMA Fはこの一体型ハンドルを使わなくても組立て可能。
一体型が合わなくても対応できますし、アルミモデルを選択すればコストを抑える事も出来ます。
MOST製品はエントリーグレードでもしっかりカッコイイのが特徴!
驚きの薄さ!
実験の結果、シートポストは空力性能において大きなウエイトを占めている事が分かっています。
それを早くから知っていたピナレロ&チームイネオスは、空力の良いシートポストをいち早くDOGMA Fに採用。
UCIルールの改定もあり、今後各社から非常に薄いシートポストのバイクが増えると予想されます。
薄すぎてDi2のバッテリーはここには内蔵できないので、独自の方法でBB付近に固定されています。
比較的重量のあるバッテリーを低い位置に搭載することで、低重心化を図っています。
更にフタを外せば比較的簡単にバッテリーにアクセスできますので、整備性にも優れた嬉しい構造です。
サドルの固定ヤグラは特殊な3Dプリントで作られた非常に軽量なもの。
このヤグラは以前のDOGMAシリーズでは非常に高価なオプションパーツでしたが、DOGMA Fでは標準装備。
ここは自転車の中でも上部に位置するパーツなので、ここを軽量化する事で低重心化に貢献しています。
DOGMA Fが”乗って軽いバイク”と感じられるのは、こういったギミックの積み重ねの結果です。
流石、マージナルゲインを追求するチームイネオスの意見が色濃く反映されたバイクですね!
そして、サドルの固定は質実剛健なボルト2本締めタイプ。
この方式は確実にサドルを固定でき、例えば不意に大きな段差に乗ってしまった際にサドルがズレにくいといった利点があります。
厳しいレースでの使用が前提になっている事が分かりますね。
この方式はピナレロやコルナゴといった歴史のあるブランドでの採用例が多いです。
この部分にDOGMAの性格が良く表れていて、”伝統に基づいた質実剛健さ + 最新鋭のテクノロジー”の融合がこのバイクの魅力だと思います!
個人的な意見ですが、、、(笑)
DOGMAと言えばこれ。ノンドライブサイドに入るDOGMAロゴ。
ボトルケージはElite Leggeroを採用。
チームイネオスもこの製品を使用中。というか、現在ワールドツアーチームでの使用率No.1のボトルケージです。
DOGMA Fには面白いギミックが沢山詰まっているのも魅力ですが、例えばフレームの精度の高さなどの基本がしっかり作りこまれている点が大きな魅力に感じます。
基本がグダグダな物にに何を盛り込んでも性能を活かせませんからね。
現物を手に取ってみると、フレームセット¥979,000の金額にも思わず納得させられてしまう魅力があります。
是非、次はこの記事をご覧のあなたがこのスーパーバイクを手にしてみて下さい!
この度は御用命誠にありがとうございました。
この素晴らしいバイクがお客様の自転車ライフを豊かにしてくれることを願います。
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