PARIS-ROUBAIXやグラベル世界選手権でも大活躍しているROUBAIXが、SL8となって進化しました!!
ROUBAIX SL8
まずはデビュー以降20年に渡り、ロングライドやブルべといったジャンルの方々から不動の人気を得続けているROUBAIXの特徴について。
ParisRoubaix(石畳区間を含む250kmに渡って繰り広げられるワンデイレース)での勝利を目指して開発。石畳区間での路面からの衝撃を最大限削減するべく、ハンドル部分にフューチャーショックと呼ばれるサスペンションを搭載。シートポストも後方へしなるよう設計されているのでとても乗り心地に優れています。この乗り心地の良さから身体にダメージが溜まりにくく、ロングライドにも人気です。
ちょっとした悪路でも安定して走れるよう、広めのタイヤクリアランスを確保してあります。前作からは空力にも着目し、当時のオールラウンドロードTARMAC SL6より空力に優れていました。
それでは今回、何が変わったのか
大きくはこの5つ
・進化したフューチャーショック
・タイヤクリアランスの拡大
・ダボ、マウントの増設
・エアロ性能の向上
・軽量化
「進化したフューチャーショック」
新型フューチャーショック、Future Shock 3.0が登場。
Future Shock 3.1~3.3の3つのグレードを用意。それぞれ完成車及びフレームのグレード毎に使い分けられています。(FS 3.3⇒S‐WORKS および Proグレード、FS 3.2⇒Expert および Compグレード、FS 3.1⇒Sport および Baseグレード)
「タイヤクリアランスの拡大」
拡大されたタイヤクリアランスが今まで以上に荒れた路面をスムースに走行可能に。未舗装路さえも走れてしまうので、より多方面へのライドを楽しめるようになります。スペシャライズドは10年以上にわたり、率先してハイボリュームタイヤの良さを提唱し、効率性、ハンドリング性能、トラクションを追求してきました。28cや30c、35cのロードバイク系タイヤはもちろん。38mmのグラベル系タイヤや33cのシクロクロス等に人気なオフロード向けタイヤも相性抜群です。タイヤの選択次第でオンロードからオフロードまで楽しめる一台です。
「ダボ、マウントの増設」
今回のROUBAIXにはトップチューブ上面やダウンチューブ裏にもドリンクやツールケース、バッグ類が取り付け可能なダボを配置。その他、タイヤ全体を覆うタイプの泥除けも取り付け可能になりました。
「エアロ性能の向上」
バイクの先端形状を改良して風の流れを最適化。フォークやダウンチューブの形状を見直し、シートスーを風に当たらないようさらに低く配置。空気抵抗が4ワット減っても大
きな効果はないように思うかもしれませんが、前作ROUBAIXはすでに同クラス最高の空力性能を誇っています。平均3w/kgの出力で距離160kmを走った場合、17.7秒速いことになり、距離100kmに換算すると11秒短縮できます。
「軽量化」
ダウンチューブ自体の形状や、ダウンチューブとヘッドチューブやシートチューブとの接合部から、材料を大幅に取り除きました。また、シートチューブ周辺とボトムブラケット周辺の重量を削減し、上位グレードではFACT 12rカーボン(最高品質のカーボンブレンド)を用いて、さらなる軽量化とライドクオリティーの向上も実現しています。その結果、サイズ56cmのS-WORKS ROUBAIXの完成車重量は箱から出した状態で7.3kgを誇ります。
オンロードからオフロードまで幅広く使えるようになったROUBAIX SL8、グラベルロードを買うか、ロードバイクを買うか悩まれている方や、乗り心地に優れたロードバイクをお探しの方、初めてのロードバイクで乗りやすいモデルをお探しの方におすすめです!!
グレードやカラー、価格については次回ご説明します。
スペシャライズド自由が丘 剣持
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