JBCF南魚沼クリテリウム&ロードレースに参戦しました!

 

こんにちは。
SBC湘南藤沢店スタッフ & SBC Vertex Racing Team選手の中川です。

SBC Vertex Racing Teamは9/17、18の南魚沼クリテリウム、ロードレースに参戦してきました。

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17日・クリテリウム
E1 中川

18日・ロードレース
E2/E3 渡辺選手
E1 中川
マスターズ 齋藤選手、山本選手

以上のメンバーで参戦してきました。

それではクリテリウムの様子からお伝えしていきます。

E1

当日朝に神奈川県の自宅を出発し、会場の新潟県南魚沼市へ向かう。

今回はE1のレースがプログラムの最後だった為、比較的朝は余裕を持って向かえる…はずだったのだが、3連休中という事や圏央道の工事があったこともあり何度か渋滞に巻き込まれる。

それでもある程度は時間に余裕を持って行動しているので、許容範囲内の時間に到着。

受付を済ませて、準備へ。
この日の現地の気温は高く、9月も中旬ながら38℃の暑さであった。
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バイクはTarmac SL7を使用。

準備・アップを済ませて、スタートを待つ。

外にいると、ただじっとしているだけでも脱水症状になってしまいそうなくらい暑いので、アップは短めにして、スタートを待っている間も水を意識的に飲み身体の水分を保つことを心掛けた。

レースは37kmで一時間以内に終わるのだが、ダブルボトルで準備。
片方はスタート前に飲む用と考えていて、2/3くらいはスタート前に飲んで、残り1/3は保険用に。

コースは第1回・2回と同じで正方形に近いハイスピードコース。383824004_633851318834856_5475643432135153243_n

昨年大会にて自分はE1で優勝していて、目標は勿論連覇。
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そして先週の新城クリテリウムでも優勝しているので、このまま繋げていきたいところ。

今回のレース、人数を揃えているのはバルバサイクルレーシングチームとミネルヴァあさひの2チーム。
しかもどちらのチームにも強豪選手が揃っている。
特にバルバの井上選手と寺﨑選手は共にブリヂストンアンカーの元プロ選手で、脚も経験も持っている。

コース的にも集団有利なので、人数を揃えているチームに対して一人でマトモにやり合うのは難しい。

なので、自分は力を使うポイントを絞り、多くの動きには集団に身を任せる作戦を採った。

13:15にスタート。
整列は3列目くらいで、リアルスタートには先頭へ上がる。
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動くのはやっぱり上記の2チーム。
この2チームのエース格が同時に先行してしまうとマズイので、そこは必ず見逃さないよう注意してレースを進めていく。

それ以外ではBMレーシングの大森選手やスバルサイクリングチームの2名などが動いている印象。

中間賞は大森選手が先頭で通過。
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それによりペースが上がりそうなので、前へ上がっておく。

逃げが出来た際は差が広がりすぎないように先頭を牽引する場面もあるものの、自分は基本的には集団内で進む。

暑いので意識的に水は入れておく。おかげで最後まで熱中症にならずに終えられた。
しかし調子は本調子では無く、レース全体の平均パワーは普段よりも20w程度低かった。

とにかくスプリントでは全力を出そうとゴールに向けて気合を入れ直してラストの展開に備える。

ラスト2~1周にかけて1、2名の逃げが発生するも、集団はバルバサイクルレーシングが牽引していて、スプリント前には回収できそうな距離感。
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自分はラスト1周に入る手前から番手を上げていく。
ラスト1周は1:24 512wで踏み、いい位置からスプリントできるように脚を使ってでも前へ上がる。

バックストレートを前から5~8番手くらいで通過。

そして最終コーナー前の直線の中腹から早掛けスプリントを開始して先頭へ。
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最終コーナーは攻めすぎないように回り、そのまま先頭でホームストレートをスプリント。
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最終コーナーは自分➡バルバ井上選手➡BMレーシング大森選手といった順番で回る。

最終コーナーを回ってからゴールラインまでスプリントで15秒程度なので、早掛けだと全開でギリギリ踏み切れるどうかのライン。
恐らく、一番有利にスプリント出来るのは2番目か3番目で最終コーナーを回った選手かな、と思う。

スプリント途中で後ろからバルバの井上選手が迫って来る様子を察知して、もう一段踏み直して加速する。

そのままゴールまで先行して、無事に2連覇達成!
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そして、元々のトップの選手とのポイント差が大きかったので特に期待していなかったのだが、Jエリートツアーのクリテリウムリーダージャージも獲得できた!
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レース後は翌日のロードレースに向けて回復と準備に充てた。

Day2 ロードレース

中川は初めて走るコースなので朝、会場に着いたらひとまず1周だけ試走する。
思ったよりも登りが長いが、勾配は思ったより緩い印象。

下りも心配だったので注意して確認。
無理をしなければ問題なさそう。しかしやっぱり、このコースのようにヘアピンのある下りではディスクブレーキのメリットが大きいな、と実感。

コースは登りの途中からスタートし、下からは5分+αの長さ。
登り切ったら湖畔の緩いアップダウンがいくつか続く。
下りはヘアピンがいくつかありながらダイナミックに下り、下り切ったらすぐに登りが始まる、といった具合。
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朝一のE2/E3レースに渡辺選手が出場。
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レース開始前から天候は怪しかったが、レース開始直前になって強い雨が降ってきた…

レース中も雨が降り続け、雨のレースとなった。

渡辺選手は途中で安全を優先してレースを降りました。
社会人レーサーは無事に家に帰る事が一番大事なので、賢明な判断だったと思います。

優勝したのは湘南工科高校の三浦選手。
前日のクリテリウムも優勝しています。
同じ神奈川県の人間として嬉しいですね!

続いてはE1のレース。

私中川は最近、距離を乗り込む練習を行っていて力が付いてきていると実感していた。
ロードレースでも展開に絡める走りをしたいところ。

E1のレースの頃には晴れて、蒸し暑い天候に。
路面はまだウエットの部分もあったので、空気圧はドライのセットより僅かに落として出走した。

今回のレースではスタート前にチームの山本選手が自分のサポートについて頂き、やはりじっとしているだけでも暑いのでスタート前に水を欠かさず飲み続ける。

そして、山本選手にはレース中も補給所に立ってサポートをして頂きました。
非常に助かりました。山本選手ありがとうございました!

レーススタートして、すぐに先頭まで上がりローリングを先頭で走る。
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リアルスタートは上り切ってからだが、ローリングから登りのペースは速め。

ローリング解除されてすぐにアタックが掛かり、8名程度の選手が先行する。

その中にはミネルヴァあさひの中島選手、オルカサイクリングチームの前田選手など有力選手も入っている。
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確かに強いメンバーが入っているが、最後までそのまま逃げ切る事は無いだろう、と予想。
ただ、そのまま逃げ切りは無いが後ろの集団から数名でブリッジしてそこから先頭集団が形成、といったような形は十分にあり得る。

差が開きすぎてしまうと追ったりブリッジが急になり、きつくなってしまう。
なので、序盤の元気なうちは平坦区間ではローテーションに回ってペースを作り、差が開きすぎないようにする。

集団はリーダージャージのRoppongi Expressの高岡選手が牽いている時間が長く、前日にオフロードのSDA大滝120kmを走っていたとは思えない走り。
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更にバルバサイクルレーシングも逃げに送っていないので、集団をコントロールしている。

そのような様子で、比較的安定したペースでレースが進行する。
逃げとのタイムギャップは25秒程度で推移し、集団としてはペースを上げれば捕まえられそうな雰囲気。

登りでのペースアップも比較的小さめ。
それでも自分はそれなりに踏まなければならない為、登りに入るタイミングで前にいる事は欠かせない。
登りでジリジリ下がりながらクリアして登りで力をセーブして、平坦区間で前に上がる、を繰り返す。

集団から逃げにブリッジする選手もおり、逃げのメンバーも多少の入れ替わりがありながら進む。

残り2周の登りで有力選手達によるペースアップがあり、逃げをキャッチ。
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個人的にこのタイミングが一番早い登坂タイムだった。

ラストラップに入るタイミングで、優勝する事になるオルカサイクリングチームの前田選手がチームロヂャースの山里選手と共に、再度先行開始。
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終盤には自分はきつくなってきて、耐えの時間に。

ラストの登り区間はバルバの寺崎選手が先頭に出てペースアップ。
自分は頂上まで2/3程のタイミングで遅れる。

一緒に遅れた選手たちで平坦区間を飛ばして何とか集団に復帰。
集団も牽制が入ったりでペースは上がり切っておらず、助かった。

下りを集団中ほどで下り、ラストの登り勝負へ。

集団は登りはじめは牽制が掛かって横に広がる。
Rapha Cycling Clubの中里選手の先行をきっかけにスプリント開始。

自分は既に脚がいっぱいで先頭での勝負には絡めず、10位でフィニッシュ。
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ゴール後は久々にロードレースで出し切った感覚だった。

こちらも特に意識はしていなかったのだが、全日本選手権の出場資格を獲得できた模様。
来年の目標が出来ましたね!

マスターズ
齋藤選手と山本選手が出場。

12km×4周 48kmで行われました。

今回のレースはマスターズのレースで最もレーティングが高く、優勝すると通常のレースよりも4倍のポイントを獲得できます。

そして、山本選手の得意なコースと展開になると予想され、優勝が期待出来ます!

レーススタートを見送り、本日のレースを終えた渡辺選手と共に補給所へ移動。
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補給所は登り区間の途中にあり、勝負のタイミングを見れる事もあります。
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(会場はこのような自然の中でした)

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(同時出走のJPTの模様)

2周目の登りで山本選手とミネルヴァあさひの堀井選手が2名で先行を開始。
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それを見た瞬間、これはいける!と思いました。

その後も2名は順調に集団との差を広げて、優勝争いはこの2名に絞られます。
一緒に先行した堀井選手は自脚が強く、最後まで登り区間がかなりきつかった、と山本選手は話していました。

齋藤選手も集団内にしっかり残り、レースを進めていく。
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先行2名➡集団の構図は最後まで変わらず、いよいよゴールに向けての勝負が始まる。
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最後の登りの麓まで2名で進み、スプリント勝負開始。

山本選手はこういった展開が得意としています。

そして堀井選手を突き放し、1番でゴールに帰ってきました!
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2021、2022の全日本選手権マスターズと同じような勝ちパターンで、見事な勝利でした。

齋藤選手も7位と上位でフィニッシュ!
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チームとして存在感のあるレースでした。

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レースを終えればみんな仲間!

クリテリウムでは中川がE1で優勝、ロードレースでは山本選手がマスターズで優勝と、カテゴリは違えどチームでどちらも勝利でき、良い形で南魚沼ラウンドを終える事が出来ました。

シーズンも後半戦ですが、ラストのツールドおきなわまでチームは戦っていきます!

SBC Vertex Racing Teamの応援宜しくお願い致します!

SBC湘南藤沢店 中川

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