SBC Vertex Racing Team選手&SBC湘南藤沢店スタッフの中川です。
10/22はSBC Vertex Racing TeamはJBCFかすみがうらロードレースに出場しました!
前日に行われたTTではマスターズカテゴリにて山本選手が5位入賞、E1にて山口選手が12位といった結果で終えています。
ロードレースにはE1に山口選手と私中川が出場。
レースの模様をお伝えします!
E1
4.8km×12周=72km
このかすみがうらロードレースには昨年も出場していた。
昨年はとにかくキツくて何も出来ずに完走したのみ。
今年は練習で乗り込んでいる結果、ロードレースもそれなりに走れるようになった。
ここは平坦区間の多いコースで登りは1分。
凄く得意なコースとは言えないが、自分の射程圏内のレースではある。
優勝に手が届きそうな、そうでもないようなバランス。
なのでシーズン後半戦の目標の一つのレースとしていた。
そして自分と同じくスプリンターな山口選手にとっても悪くないレースだろう。
久々にチームメイトと一緒に走れるレース、楽しみ!
使用機材
フレーム/Specialized Tarmac SL7 10r 49cm
ホイール/Roval Rapide CL
グループセット/Shiamno Ultegra R8070・Dura-Ace R9170 mix 53-39/11-30t
パワーメーター/Quarq D-Four DUB
タイヤ/Vittoria Corsa G2.0 CL 25c
サドル/Specialized S-Works Power Arc
アップは霞ヶ浦湖畔のサイクリングロードにて行う。
湖畔は遮る物が何も無いが、この日は風は弱かった。
このかすみがうらロードレースは、風が強いと風を読みながら走らなければならない。
ベルギーやフランスなどの平坦レースのようなコース。
昨年のレースではRoppongi Expressの高岡選手が中盤からアタックをかけ続けて、先頭3名が先行して勝負が決まる形になった。
そしてラストは他の2名を千切って高岡選手が優勝。
コース的に前へ前へとレースが展開される。
なので自分もそこに入って展開したい。
今年も少人数の先頭集団が先行する形を考えていた。
有力選手はけっこう揃っている。
その中でも昨年優勝している高岡選手、先週のしゅうなんクリテリウムで優勝している森口選手(JIN Cycling Team)が有力か。
レースの前に山口選手と話して、自分は前々で展開する事を伝え、山口選手にも前々で積極的に走る事を勧める。
早めに整列して前方でスタート。
リアルスタート迄には先頭へ上がる。
リアルスタートすると、チームランキング1位で多く選手が揃っているミネルヴァあさひがペースアップ。
この時、視界がほぼあさひの選手で埋まっていた(笑)
序盤から数名で抜け出す➡吸収を繰り返しながら進む。
自分もアタック合戦に加わり、少人数で抜け出したい。
アタックは決まらなくとも、集団の人数を減らしたい。
基本的には集団前方をキープ。
このコースは集団後ろにいるとインターバルがキツイのでなるべく10番手以内で走りたいところ。
周回ラストにある登り区間は、短いものの勾配が急。
体重の重い自分は毎周回1分間400~500w程度で踏まなければならず、脚を削られる。
なので、登り区間は番手を下げながら脚を使いすぎないようにクリアして、平坦区間で番手を戻すように周回を重ねた。
序盤は積極的にアタックを掛ける。誰が反応するかの確認や、自分の調子の確認を兼ねて。
(これはもう中盤に差し掛かったタイミング時)
チームロヂャースの2人や、湾岸サイクリングユナイテッドがチームでまとまっている印象。
しかし、皆まだまだ元気なので決まらない。
ここでは決まらないな、と思いアタックはいったん中止。
中盤になるとチームメイトの山口選手が前に上がってきた。
ここまでレース中見かけなかったが、最後尾スタートで序盤は集団後方で苦しんでいたらしい。
話すと、ここまでは苦しんだ様子だが調子は悪くなさそう。強いチームメイトがいると心強い。
そして高岡選手も山口選手と同じあたりのタイミングから集団前方に上がってきた。
昨年は中盤過ぎに勝ち逃げが決まった。決定的な動きを逃さぬように注意。
ただ、今年は中々逃げが決まらない。
途中、有力な逃げも発生したタイミングもあったが、実力が拮抗しているのか比較的早く集団も追いつく。
昨年の事もあるので、集団内で逃げを許さない雰囲気もあったのかもしれない。
そしてレースは終盤へ。こうなったらもう集団での勝負になるだろう。
山口選手も集団前方で動けていて、いい形!
チームロヂャースの渡辺選手➡ベルマーレレーシングチームの北川選手の単独逃げが順番に決まる。
ただどちらも泳がせている形で、平坦で踏めば追いつけそう。
北川選手が15秒くらい先行した形でラスト1周へ。
集団のペースも一気に上がる。
森口選手が先頭で登りに突入して、数秒差で集団が続く。
自分は集団5番手あたりで登りに突入。
45秒の登りもがき勝負。
急勾配区間は苦しい。勾配が緩くなってからは何名かパス。45秒というのはかなり苦しい時間。
5位でフィニッシュ。
優勝は、そのまま逃げ切った森口選手。
山口選手は22位でフィニッシュ。集団前方に上がってきてからは積極的に走っていて、しっかり力を使ってレースを走れていた。
これにて2023シーズンのJBCFレースは終了。
このかすみがうらロードレースは最終戦なので、年間表彰式が行われました。
自分は年間クリテリウムリーダージャージを獲得したので、表彰を受ける!
(総合ランキング1位の高岡選手、ヒルクライムランキング1位の成田選手と共に。)
皆様、祝福のお言葉ありがとうございました。
最終ランキングは、Jエリートツアー個人総合7位、クリテリウムランキング1位、チームランキングは総合7位となりました。
昨年よりも全てで上位に入りました!
さて、JBCFレースは終了しましたが、次はシーズンラストレースのツールドおきなわが控えています。
SBCからはスペシャライズド自由が丘の剣持店長、スペシャライズド厚木の椎貝店長が市民200kmに、私中川が市民50kmオープンに出場予定です。
引き続き、SBC Vertex Racing Teamの応援宜しくお願い致します!
SBC湘南藤沢店 中川
Mail : sbcshonanfujisawa8006@gmail.com
平日 AM11:00 ~ PM 19:00
-------ー------------