【SVRT参戦レポート】大磯クリテリウム23-24第3戦

 

こんにちは。
SBC Vertex Racing Team選手 & SBC湘南藤沢店スタッフの中川です。

12/17は大磯クリテリウム第3戦に参加して参りました!
その模様をお伝えしていきます。
使用機材
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フレーム / Bianchi Oltre RC
ホイール / Reparto Corse 50mm / 65mm
グループセット / Shimano Dura-Ace R9270
パワーメーター / Shimano Dura-Ace FC-R9200-P 167.5mm
タイヤ / Pirelli P-Zero Race SL TLR 28c
サドル / Specialized S-Works Power Arc
チームTT
出場選手 山口選手、中川
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1周1km弱のコースを3周のショートTT。
例年の優勝タイムは3分45秒程度。
最低人数の2名で参加。1人も遅れる事が出来ないので、注意が必要。
しかし、今シーズン11月のエリートで優勝している山口選手が相方なので心強い。
3:45で出せるパワーは山口選手の方が高いので、迷惑かけないように注意…
レースの数日前に、事前に作戦を考えて山口選手にメッセージして伝える。
作戦は半周交代だが、風によって臨機応変に対応していく。
序盤に上げすぎない・きつかったらすぐに伝える、などチームTTの基本を忠実に守って走るのが一番。
エントリーしている他のチームを見ると、人数が少ない分不利かな、といった印象。
前回2022年1月に出場した時は、2024年にEFエデュケーション・イージーポスト(ワールドツアー)で走る留目選手や、その後全日本TTチャンピオンに輝いた金子選手など強烈なメンバーで参加した群馬グリフィンに持って行かれてしまった。
今回はそこまでの強烈なチームはエントリーしていないので、優勝も見据えて狙っていきたいところ。
アップも長めにとり、それなりに踏む時間も設けて出走に備える。
出走前には風向きや体調について話して、ベストの力を出せるように尽力する。
当日は小田原側から平塚側にかけて風が吹いていた。
それなりに風は強いが、大磯ではこのくらいは良くある事。以前にもっと風の強い日があったので慣れの範囲である。
1番手にスタート。風が強くて寒かったので、待ち時間が少なくてラッキーだった。
まずは自分が先頭でスタート。
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TTであるあるなのが、スタートで踏みすぎてタレてしまう事。
山口選手が後ろについている事を確認して、事前に考えていたターゲットのパワーに乗せて巡航する。
1周するうちに向かい風区間と追い風区間が半分ずつで、ストレートの途中で交代しているので半周の中でちょうど向かい風と追い風区間が分担される。
走ってみると、やっぱり山口選手の方が強い。とにかく遅れないように。
ローテが乱れることも無く、順調に進みラストの直線へ。
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ラストは山口選手が先行。2番手の選手のタイムが計測されるので、タイムを上げるべく後ろから踏む。
3:55.949といったタイムでゴール。
前回よりも10秒程度遅かったので、正直優勝は難しいかな?と思ったが、その後タイムが更新される事なく、無事に優勝!
風が強くて、皆タイムが伸びなかった模様。410776897_299126996451597_3274016020839617186_n
午後のエリートに向けて、山口選手も自分も割と調子が良さそうな事も確認出来た。
良い刺激が入り、エリートへ向けて備える。
エリート
出場選手 山口選手、中川 別チームでスペシャライズド自由が丘スタッフの引馬
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続いて本命のエリート。
12月の大磯クリテリウムはオフトレーニングとしてプロカテゴリーの選手が参加する事があり、例年メンバーが濃い。
今回はシマノレーシングの石原選手がエントリーしていたが、残念ながらDNS。
それでもJプロツアーやJCLチームに所属している選手が何名か。
スタートリストを見ると、オンシーズンはフランスで活動している蠣崎選手、元愛三レーシングの大前選手が強い。
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(蠣崎選手)
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(大前選手)
そしてインターハイなどの全国大会の個人追い抜きでトップを競い合う三浦選手(湘南工科大附属高)と望月選手(山梨吉田高)など強い高校生らもいて、普段一緒に走ることのない選手との交流戦のようで楽しい。
エントリーも49名と大磯クリテリウムでは破格の人数。
大磯クリテリウムはダッシュの繰り返しなので集団後方になるほどキツくなる。
普段から前で走る事を心がけているが、人数が多いとより大事。
チームTTで体に刺激が入っているので、アップは軽め…のつもりだったが、スケジュールが押しているようで、スタート時間が30分近く遅れる。
なので、計らずとも長めのアップとなった。
エリートの作戦としては、蠣崎(優仁)選手が一番強いはずなので、彼の動きを逃さない事が大事。特にカウンターアタックに要注意。
石原選手が出走していれば、逃げ勝負になる確率がグッと上がっていただろうが、そうでない場合は正直スプリントになるか逃げになるかは走ってみないと分からなかった。
逃げでもスプリントになっても、常に臨機応変に対応出来るようにフリーな心構えで挑んだ。
集団最後尾からスタート。
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大磯クリテリウムは道が広いのですぐに前へ上がれるので、個人的にはスタート位置は後ろで良いと思っている。
ローリング中に先頭へ。
ただ、人数が多いのでスタートアタックで集団中頃まで飲み込まれた。
序盤から散発的にアタックがかかる。というか、今回は全体を通して緩んだ時間がいつもより少なかったように感じた。
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序盤から高校生の望月選手、三浦選手、住田選手(ラバネロ)らの活きが良い。
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131A5822彼ら3名はジュニアとは思えないほど体格が良く、スピード・キレがある。そして何より元気で、がむしゃらにアタックを繰り返す。

 
自分はとにかく決定的な動きは逃さぬように前方で動く。
チームメイトの山口選手も集団前方で動けていて、安心感があるし、楽できる。
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先日より乗り始めたBIANCHI OLTRE RCは空力性能が良く、高速域や向かい風で大きな威力を発揮する。
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ジオメトリー面ではBBが高いので、クリテリウムのコーナーでいち早くペダリングを開始出来て、明確なアドバンテージを感じた。
更にホイールはTLRで運用しており、クリンチャーと比べてコーナーでのグリップ力の安心感が段違いであった。
先行する選手との差をコーナーで縮める事が出来、バイクに助けられていた。
決定的な動きは決まらない。飛び出しても、小田原側からの風で失速して集団に捕まる動きが多かった。
中盤でチームメイトの山口選手が単独で飛び出して単独逃げになる。
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自分は後ろでローテを乱す動きはせず、集団先頭に出たら速やかに交代するだけ。
他の選手に追うのを任せて、ここで一休みする事が出来た。
終盤まで展開は変わらず。
スプリントになりそうだが、集団内に脚のある選手がいて、ラストにアタックをかけて逃げ切る可能性もあるので、目を離さないように。131A5871
(引馬も頑張りました)


いつもの大磯クリテリウムよりも時間の進みが早く感じて、気づいたら集団一つのままラスト1周に。その時にはまだ3周くらいあると思っていた。
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スプリントに向けて番手を上げていき、最終コーナーを5番手くらいで回ってスプリント開始。

蠣崎選手が先頭で、宇佐美選手が続く。
追い風なので最終コーナーを回ってすぐスプリント開始して踏み切れる距離。
スプリントの強い大前選手に自分の番手に入られていたら嫌だな、と思ったが番手には誰もいない。
ラスト100mくらいで蠣崎選手をパスして先頭へ。
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そのまま先頭でフィニッシュして優勝!
山口選手も7位と上位でのフィニッシュ。一緒に走っていて心強かった。
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エリートのレポートは以上
個人的に、今シーズン初の大磯クリテリウムをダブル優勝で終える事が出来良かったです。
このまま良い流れで2024年を迎えたいと思います!
会場で寒い中応援してくださった方々、ありがとうございました。
また、今回使用させて頂いた素敵なお写真は、大磯クリテリウムフォトグラファーの様に撮影していただきました。
毎回本当にありがとうございます。
SBC湘南藤沢店 中川

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