自転車のカスタマイズと言えば、軽量化や空力・剛性アップパーツなどが上がる中、究極ともいえるカスタマイズの一つが ”カスタムペイント” 。
今回はそんなカスタムペイントについてご紹介。
カスタムペイントとは、
自転車のフレームなどをオリジナルデザインやカラーへリペイントすること。
通常販売されているメーカー純正のカラーやデザインではなく、自分だけのオリジナルのカラー、デザインを作ることができます。
数年乗ってカラーに飽きてきた、傷が目立ってきた、色が好みでないなどカスタムペイントを施す方は様々いらっしゃいます。ちなみにスペシャライズドからは塗装がクリアのみのRTP(Ready To Paint)という塗装ベースのカラーも存在します。
期間は業者さんや塗装の難しさにもよりますが、おおよそ2~3か月。
費用はソリッドの単色で5万円~、塗分けやグラデーション等が入ると都度加算されていきます。
そんなカスタムペイント、どこにお願いすればいいの?という疑問を抱く方もいるかと思います。実際調べてみると実は自転車のカスタムペイントを受けている業者さんはたくさんあります。
そんな中でも今回ご紹介するのが、埼玉県ふじみ野市の株式会社TR「DONTZER」さん。
以前にも自分のアレースプリントやお客様の車体のカスタムペイントを依頼してことがあり、塗装の技術や質はもちろん、細部にわたって拘りを聞いてくれるのでとても信頼しています。株式会社TRさんでは、塗装の他に競輪等のオーダーフレームの製作も行っているので、スポーツバイクをしっかり理解しており、ネジ部分の保護やBB等の面だしも考えて塗装を施していただけるのもポイントです!
ここからは、実際のカスタムペイント事例をご紹介していきます。
まずは、先日戻ってきた私のTARMAC SL8をご紹介させていただきます‼
テーマは、
「大理石x金箔」
フレームのベースになるカラーは大理石をイメージした塗装を施していただきました。
大理石部分のベースとなるホワイトにはパールホワイトで光の加減で若干見え方の変わるラメを入れていただきました。
ロゴ部分はゴールドリーフという塗装用の比較的安価な金箔を使用。
パールホワイトの中にもたくさんの種類があり、真珠に限りなく近いパールホワイトや少しゴールドみがかったパールホワイト、グレーみがかったパールホワイト、光が当たると青やピンクっぽく見えるパールホワイトなどから好みのパールホワイトを選ばせていただきます。
ちなみに、別料金になりますが、仕上がりイメージを実際にパイプにペイントしてサンプルを作っていただくことも可能です。
シートポストやハンドル等のパーツ類も塗装可能。UCIシールはそのままにしていただけます。トップチューブには家紋を入れていただきました。
こちらのペイントでは、費用:200,000円/期間:3ヵ月となりました。
お客様のカスタムペイントの車体をご紹介。
「ALLEZ SPRINT DISC」
光が当たるとゴールドに見えるキャンディブラウンにホログラムのロゴを。ツートンのシルバーはアルミの地を出してもらい、金属っぽくヘアライン仕上げに。
費用:100,000円/期間:3ヵ月
「S-WORKS TARMAC SL7」
アルカンシェルカラーをモチーフにした奥行きのある美しい七色のキャンディカラーの車体。網目模様がユニークな一台。
「S-WORKS TARMAC SL8」
こちらは光の当たり方によってシャンパンゴールドからローズゴールドにも見える上品なゴールドに艶消しブラックのグラデーション。ロゴはマジョーラとなっておりパープルからブルーに光の加減で見え方が変わります。
「VENGE」
光の当たり加減でレッドからオレンジにも見えるカラー。つい見入ってしまうような、ラップ塗装と呼ばれる独特な模様が入っています。ロゴはゴールドでトップチューブにはメッセージが入っているとか。
いかがだったでしょうか?
敷居が高く感じられるカスタムペイントですが、実は国内外問わず増えてきています。
究極のカスタマイズとしてカスタムペイントも考えてみてはいかがでしょうか?
スペシャライズド自由が丘 剣持
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E-MAIL:specialized.jiyugaoka@gmail.com