24年2月に正式デビューを果たしたFACOTR OSTRO V.A.M2.0
古川が注文していたバイクが運よく早期に入荷…(ありがたい..)
新進気鋭のバイクブランド最新ハイエンドバイクの細部に迫っていきたいと思います!!
FACTORのOSTRO V.A.Mってどんなモデル??
バイクタイプとしては”エアロロード”モデルとなり、パリ・ルーベに代表されるクラシックレースのような過酷なレースで、競えるように開発・設計がなされており、”空力性能(エアロダイナミクス)”に優れ、急勾配での登坂性能を支える”軽量性”、的確に狙ったラインをトレースできる”ハンドリング性能“など、レースに必要不可欠な要素を高次元で融合させているモデルなんです!!
では、初代と今回の2世代目は何が違うの??
それは、こちらのブログをご参照ください!!
では実物を見ていきましょう!!
まずは新UCIルールぎりぎりを攻めたヘッドチューブ!!
鋭角に且つ奥行きが長くどっからどう見ても”エアロ!!”な見た目、そして真正面からは…
なんともグラマラスなくびれ….
こういったエッジやシェイプを出せるのは優れた技術力があるからこそ・・・
2009年、まだまだ世界ではリムブレーキ絶世の時代にDiscブレーキ搭載モデルを開発、発表・販売したメーカーの造形技術は伊達ではありません。(まぁ当時価格でも300万円はしてたけど….)
次にシートポスト
”薄い”…心もとないと思えるほどに”薄い”…
以前に私が乗っていた某P社が先陣を切って行った設計方法…ここはさすがはイタリア老舗の高級ブランド….経験の差だなと思いました。
ただ、唯一異なる点はシートポストの”オフセット量”が選択できること!
(上写真:0mmオフセット)
(上写真:20mmオフセット)
基準は”0mmオフセット”となっていますが、”20mmオフセット”もオーダー時点で選べるため、後々ポジションに合わせてシートポストを買いなおす必要がなく、経済的にもメリット大!!
続いては、独自規格の”T47A”BB
ねじ切り式の大口径BB規格の”T47”FACTORのOSTRO V.A.Mもこの派生系のBBを採用しており、C社で有名なBBRightとT47を掛け合わせた独自規格となっています。
そのため、BB選びは至難の業…
(上写真:付属するCeramicSpeed社製のBBT47A)
けど流石はFACTOR…自分のところ以外この規格はないだろうと言わんばかりに、CeramicSpeed社と共同開発のBBを付属品として同梱してくれる当たり、”フレームに付随するものは妥協しない”そんなメーカーの思いすら感じ取れます!!
(上写真:ヘッドベアリングもCeramicSpeed社製のオープンベアリング)
このT47BBのいいところは、ベアリング径が大きい為アダプターを使うことで多様なクランクメーカーのシャフト径に対応できること、ねじ切りのためBBを定期的に交換する際の作業が楽!!
カスタマイズも整備も行いやすいに越したことはありません!!
見た目も性能も底上げする専用コックピット
FACTORのコンポーネントブランドともいえる”Blackinc”が手掛けるAEROハンドルバー(実は第二世代のモデルだったりします)、今トレンドとなっているフレア形状で、少し珍しい”バックスイープ形状”を採用しています。
実際にハンドルを握ってみるとは分かりますが、下ハンドルが握りやすい!!
手首を返すこともなく、また回しこむこともなく、手首に負担がなくライドがとても楽になりました!!
続いて、リア三角部分について
シートポストに次いで極細となったシートステー….
少しでも角に当てたら折れてしまいそうと思うほどのか細さ…
ここで自転車豆知識・・・
このシートステーと呼ばれる部分、実をいうとあまり力を伝達する役割を持たない部材だったりします。
UCIの規定の中に自転車の形状に関する規定で定められており必要とされていますが、ここ最近では乗り心地を追求するうえで、あえて華奢に設計して必要最低限の重量とダンシングなどでフレームが捻じれる際の補剛部材として機能するように設計されているようです。
また、今後の古川の楽しみはこのOSTRO V.A.M2.0ように開発されたBlack incのカーボンディープホイール”48/58”の存在です!
フレームをいち早く抑えていたためホイールが置き去りに….
ただ、楽しみを後に取っておいたと言った方が良いでしょう(笑)
元も太めのリム幅を提唱し25~28mmのタイヤとの相性が良くなるように、リムブレーキ時代から制作をしていたBlack incはFACTORと同じくCeramicSpeed社と共同開発のハブや、純正セラミックベアリングをフリーボディにも採用するなど妥協のないモノづくりをしているメーカーでもあり、技術の最先端を切り開いているメーカーでもあります!!
そんなメーカーが作ったホイール…良くないわけないですよね?
きっといいはずです!!(笑)
というのも…実際に履いて走ったことがあります
系列店の湘南藤沢で5月に開催されていた合同試乗会に、サイズ違いの色違いがBlack incの48/58を履いてきていましたのでこっそり乗ってきました!!
見た目の迫力に反して走り出しが軽い!!
フロント48mm/リア58mmの異ハイト仕様ですが、しっかり両輪ともディープなのに総重量驚異の1,250g!!!
平地での巡行性能、下りでの安定性、登りでの軽やかさ、スプリントでの剛性感、全ての項目で5段階中”5”の一番いい評価を取れる素晴らしいホイールでした!!
ただ、やはりOSTRO V.A.M2.0と相性が良く作ってある感じはなんとなく分かりました。
その違いは後日、ライドインプレッションで詳しく!!
さぁ、そんなFACTORきっての最新フラッグシップ!!
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