新型のピナレロDOGMA Fが登場！ 【2025年モデル】

変更点としては、フォークのレイクが既存が43ｍｍでしたが、新型では47ｍｍに変わりました。
この変更点は、太いタイヤを使用する事を前提に設計されました。
フォークのレイクが長くなることでトレイルが短くなります。
トレイルが短くなることでもっと敏捷な操作が可能です。
TALON ULTRA FASTについて

フレームと同時期に入荷する予定です。

新型DOGMA F専用TALON ULTRA “FAST”

税別価格￥176,000- (税込価格￥193,600-)

カラー：マットブラック

この新型ハンドルバーは、トレンドであるブラケット部での狭いエアロポジションを取りやすいように設計されました。
従来のMOST TALON ULTRA LIGHTでは下ハンドルとブラケット部の幅の差は20mmでしたが、こちらでは40mmに変わり、フレア角がアップ。
例えば下ハンドルで芯-芯400mmのサイズでは、ブラケット部の芯-芯で360mmとなります。

また、従来モデルよりも軽量化され、持ち比べてみると明らかに軽さを感じる事が出来て、スタッフ一同驚愕。

更にケーブルのルーティングが従来のコラム横からステムに入る方式から、コラムの前から入る方式に変更され、ステム部分がより細くなり、空力性能が向上。

そして現行型はコラムが汎用規格の丸い形でしたが、新型は独自の楕円の形に変わりました。
このため、新型DOGMA Fにセット出来るハンドルステムはこの新型の”MOST TALON ULTRA FAST”のみとなります。

そう聞くと、思わず「ポジションが制限されてしまうのでは…」と考えてしまいますが、そこは流石サイジングにこだわりを持つピナレロ。
この専用の一体型ハンドルは幅広いラインナップを持ち、ほとんどのライダーがポジションを出せるサイズをカバーしております。
例えば、日本人が選ぶことの多い下ハンドルの芯-芯で400mmのサイズ（先述の通り、このサイズだとこの新型ハンドルではブラケット部の芯-芯は360mmになります。）ではステム長90mmから130mmまでラインナップ。このハンドル幅の場合、他社ブランドでは長くても110mm程度までしかラインナップされていない事が多いですね。

このように、ポジショニングについて従来のDOGMAより変更点がございますので、ご不明な点がございましたら、フィットの経験も豊富な当店スタッフまでお気軽にご相談下さい！

上の方は既存のDOGMA Fのヘッドパーツで、下の方が新型のものです。

コラムの形だけではなくベアリングのサイズも変わりました。
上のベアリングが小型化され、ヘットチューブの空力性能がより向上しました。

こういったフレームセットの小物は、従来のDOGMA Fでも他社のバイクよりも軽量に作られておりましたが、それを超える軽量化がなされております！

特に上ベアリング抑えのコンプレッションリングは、実際に手に取ってみると驚くほど軽量に仕上がっておりました。

既存と新型のDOGMA Fの違いについて

フレームの変わりはパッと見、あまり変わってなさそうに見えるかも知れませんが、実は色々な部分が進化しました。

全体的にパイプが細く変わりシェイプアップ。BB周りの画像見ると一番分かりやすいです。
形状がもっと細く長く変わりました。




既存DOGMA F は、東レカーボンの T1100 というカーボン素材が使用されておりました。
新型のDOGMA F は、同じく東レのM40X というカーボン素材に変更されました。
この変更により、強度がアップしました！

シートポストクランプは上がカバーされるようになりました。
クランプパーツも変更され、軽量化に貢献。

スルーアクスルのエンド部は閉じられ、空力性能が向上。
こういった小さな積み重ね（マージナルゲイン）を重んじるチームイネオスの意見がしっかりと設計に取り入れられております。

本人が好きな青色とシグネチャーカラーであるLUXTER RED GOLDカラーに渾身の力を尽くしたそうです。また、DOGMAはバランスを最も重視している事を特に強調して話していました。実際にDOGMAをもっと軽く作る事自体は難しくはないが、バランスを重視するためにそれは行わない。登りがあれば必ず下りがある。トータルで速くて乗りやすいバイクを作る事が重要で、”良いバイク”を追求した結果が今のDOGMAになっています。

新型Dogma F　注文受付中ですので興味ある方は是非お店までお越しください。

お待ちしております。

SBC湘南藤沢店　チェジウン