QUARQパワーメーターのススメ。

こんにちは。SBC湘南藤沢店スタッフの中川です。

今回はオススメのパワーメーターについてご紹介します！

それがこちら！

“QUARQ D FOUR DUB” というモデルです。

先日もお客様のS-WORKS TARMAC SL7にインストールいたしました。

まずはこのパワーメーターの特徴を先にお伝えします！

・高精度で堅牢、実績のある老舗のパワーメーターブランド
・変速性能の高いシマノ製チェーンリングが使用可能
・シマノFC-R9200-Pより合計150g程度軽量（RED AXS E1アーム使用の場合）
・比較的安価（スパイダー + RED AXS E1アームで￥153,740）
・ほとんどのロードフレームに使用可能

以下詳細をお伝えします！

現在、パワーメーターには様々な種類があり、多くのメーカーから発売されています。
このモデルは、いわゆる”スパイダー型”のパワーメーターです。

数あるパワーメーターの種類の中でも、構造的にスパイダー型が最も正しくパワーを測定しやすいと言われています。

スパイダー型のパワーメーターの場合、パワーを計測するのはこちらのクランクのスパイダー部分です。

そして、ここがポイント！
この”D FOUR DUB”はこのスパイダーにシマノの4アーム用のチェーンリングを取り付ける事が出来ます！

(使用例。シマノのドライブトレインにインストール。)

つまり、QUARQ(SRAM傘下)の高精度なパワーメーターとSRAMの軽量で高品質なカーボンクランクをシマノの変速性能を保ったまま使用できるのです！

まさにシマノとSRAMの良いとこ取り。

QUARQの場合は、このスパイダーと適合するSRAM製のクランクアームを組み合わせて使用します。

オススメなのはRED AXS E1のクランクアーム。
中空カーボン製で非常に軽量ながら、剛性も耐久性もバッチリで、流石SRAM！といった製品です。
デザインもシンプルでカッコよく、バイク全体にも合わせやすいですね。

冒頭のバイクがもう一度登場。見た目的にも組み合わせバッチリです。

もはや説明不要かもしれませんが、SRAM REDはワールドツアーで実績を残しています。

そしてこのE1について、前作のRED AXSのクランクアームよりも軽量化されておりながらもなんとお求めやすい金額になっているんです。

性能はUP！値段はDOWN！

旧RED AXS : ￥106,300(税込)
新RED AXS E1 : ￥70,750(税込)

RED以外でも使えるクランクアームがあります。

まずはQUARQブランドから発売されている”QUARQ Crank Arm Asssembly DUB”。

こちらはSRAM FORCEのクランクアームと同じ中身です。
ですので、SRAM FORCEのクランクアームも使用可能です。

個人的に、QUARQよりもFORCEの方がデザインが落ち着いていてバイク全体に合わせやすいと思います。この２つもカーボンクランク。

こちらの2製品は同じ金額で、￥49,260(税込)です。

ただREDとの重量差がそこそこ大きいので、この金額差であればREDのクランクアームを選ぶのがオススメですね！

他にもSRAMのクランクの優れている点はクランク長160mm～175mm(モデルによっては177.5mmも)の間で2.5mm刻みでラインナップしているところです。
これには167.5mmを愛用する中川もにっこり。

また、スパイダーとクランクアームが別体の為、クランクアームのみ変更すればクランク長を変更することが出来ます。
今トレンドのショートクランクもお手軽に試せますね！

例えばシマノのFC-R9200-Pでクランク長を変えたくなった場合、クランクセットごと交換しなければなりませんので約￥185,000の出費が必要になるところ、D FOUR DUBならクランクアームの変更で約￥70,000や￥50,000で済みます。

そしてSRAM DUBのクランクを使用するという事は、DUBのBBをご用意する必要があります。

こちらはネジ切りのBSAの場合は￥6,500(税込)です。（圧入や大口径のT47などはこれより若干お値段が上がります。）

大手コンポメーカーであるSRAMの製品だけあり、回転性能も耐久性も優れています。

ノーマルベアリングでも十分な回転性能を有しますが、より高い性能を求める方にはSRAM純正でセラミックベアリング仕様(￥39,380税込)もラインナップにございます。
あとは、CeramicSpeedなどからもDUB規格のBBがリリースされています！

このカスタムの甲斐あり、お客様のS-WORKS TARMAC SL7は6.58kgをマーク！
しかもペダル・サイクルコンピューター込みで、ホイールもディープリムのRoval Rapide CLXです。

ちなみにこの車体、DARIMOのシートポストやOVERFASTのカーボンスルーアクスルといった超軽量パーツを随所に使用しています。
ただ、こういった超軽量パーツを使用しない場合でも7kg前後には持って行けます。一世代前のモデルと言えど、まだまだTARMAC SL7の完成度は高いですね～！👏

ちなみに私スタッフの中川もこのQUARQ D FOUR DUBを愛用しています。

2年で27,000km程度使用しましたが、その間パワー値のスパイクや接続不良等のトラブルは一度も無く、安定して作動していました。パワーメーターは安定して正しい値を計測してくれるものが一番です。

(中川の車体にセットされています。)

この製品はパーツを組み合わせて使うという事もあり、何を選べばいいのか？と分かりにくい所もあると思います。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい！

SBC湘南藤沢店　中川

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