【 BIANCHI OLTRE RC × スタッフ中川インプレッション 】

 

こんにちは。
SBC Vertex Racing Team選手&SBC湘南藤沢店スタッフの中川です。
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今回は、私が新しく乗り始めたバイク”BIANCHI OLTRE RC”の詳細について皆様にお伝えしていきます!

目次見出し1 Tarmac SL7から乗り換え

見出し2 乗ってみた印象

見出し3 こんな方にオススメ!

見出し4 OLTREの注意点

見出し5 組み立てて感じた事

Tarmac SL7から乗り換え

以前に乗っていたバイクは”SPECIALIZED TARMAC SL7 (10r)”。
SL7は約25,000km程乗り込んでおり、SL7の特徴は掴んでいるつもり。
SL7では実業団のE1での勝利を含む10回以上の勝利を挙げていて、すっかり相棒といった様子。
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SL7の仕様はこちら。
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フレーム/Specialized Tarmac SL7 10r 49cm
ホイール/Roval Rapide CL
グループセット/Shiamno Ultegra R8070・Dura-Ace R9170 mix 53-39/11-30t
パワーメーター/Quarq D-Four DUB
タイヤ/Vittoria Corsa G2.0 CL 25c
サドル/Specialized S-Works Power Arc

特に全く不満は感じておらず、速くて乗りやすくて非常にいいバイクだと思っています。

既に型落ちとなってしまったSL7だが、未だにオールラウンダーとしての評価が高い。
そんなSL7からの乗り換えで、中川は何を感じたのか?
皆様にお伝えしたいと思います。

乗って感じた事

まず乗り始めてみて最初に感じる点は、漕ぎ出しの軽さ。
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ロードバイクでは随一とも言える、非常にボリュームのあるフレーム形状からは想像できない軽快感がある!

ダンシングの振りも軽くて、走り出してすぐは軽量車に乗っているのかな?と思う程。
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この軽快感の要因の一つは、ビアンキのレーシングバイクの特徴であるBBハイトの高さだと思われます。

この500サイズではBBドロップが58mmと、通常のロードバイクより15mm程度高くトラックバイクのような値。
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高いBBハイトは最初は腰高感を覚えるものの、1・2回乗ったら慣れる範囲で今のところデメリットは感じません。
嬉しいのは、地面とのペダルクリアランスが広がるので、ペダリングしながら回れるコーナーが増える点。
この特徴は、特にクリテリウムで大きなアドバンテージになってくれる事だろう!そして速度を上げて巡行に入ると、”とにかく速いバイク”といった印象に変化します。
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特に下りで伸びる印象が強い!
低負荷・高速度になるほど他のバイクと比べて伸びて行くように感じるので、もちろん空力の良さから来るものだろう。
前作のOltre XR4から50km/hでの走行時に17wの出力削減できるという空力性能は伊達ではなさそう。
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荒れた道に突っ込んでみても、スムーズに進む。
この点はReparto CorseのホイールをTLRにて運用している事の影響が大きそう。

次は登りへ。

エアロバイクなので、登りに関しては正直あまり期待していませんでした。
そしてReparto Corseのホイールがフロント50mm / リア65mmとハイトが高い為、なおさらである。

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流石に軽量バイクのように、軽く坂を駆け上がっていく、、とは言えませんが、バイクのキャラクターを考えると大健闘。
個人的には群馬CSC程度のアップダウンであれば全く問題なく仕様出来る…というか群馬CSCのハイスピードは得意そう。

ガッツリ5分以上の斜度の高い登りでなければOLTRE RCのデメリットは出にくいと思いました。

スプリントをかけてみると、びっくりするくらいグングン進む!
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ホイールも含めて剛性が高めである事と空力の良さが合わさって、とても速い。

剛性も高めとはいえ、ひと昔のバイクのように脚に来るような硬さは感じずに、長くもがけるのが最近のバイクの凄い所。

OLTRE RCの完成車にアッセンブルされるReparto Corseのパーツ群はどれもクオリティが高い。
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現時点では単体での販売がされていないのが残念ですが、RCグレードの完成車を購入した方だけのお楽しみという事で!(笑)

ホイールに関してはOLTRE RCにアッセンブルされるものはフロント50mm/リア65mmとハイトが高い事もあり、巡行性能の高さが際立つ。
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剛性は高めで反応性も良し。

重量は1,540gで、リムハイトの割にオールマイティに使える印象を受けました。
このリムハイトで、チューブレス対応である点を考慮すると軽量と言えるのではないでしょうか?

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サドルは3Dプリント製。
他社の3Dプリントサドルと比較すると固めでコシが強い。
形状は現在の主流であるショートノーズ型で、幅は139mm。
サドル先端はPROのステルスサドルのように太めになっていて、どちらかというとサドルの前方に座ってペダリングする事の多いライダーにおススメ。

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OLTRE RCの場合、ロゴが金属のヘアライン仕上げのようなデザインになっています。

COLNAGO V4Rs や PINARELLO DOGMA F でも同様のロゴの仕上げのカラーがあり、現在のイタリアデザインのトレンドなのでしょう。

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非常に高級感がありカッコいいですね!

こんな方にオススメ

とにかく速さが目立つバイクではありますが、軽快感の強さ・扱いやすさも兼ね備えているバイクなので、レーサー以外の方にもオススメできるバイク。
多くのギミックが搭載されていて、見てるだけでも楽しいバイクですよ!
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この見た目が好みな方なら、迷わずオススメです!

勿論、レーサーの方にもバッチリ。
どちらかというと体重とパワーがあり、クリテリウム等を頑張りたい方にピッタリです。
でも、バイクの見た目以上にオールラウンドに使えます。

OLTREの注意点

OLTRE RCはジオメトリが特殊で、その点は注意が必要だと思います。
具体的には、リーチが長くスタックが低い点。そして前述の通り、BBハイトもかなり高い。
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レーシーなポジションをとる事を前提としたジオメトリです。

そして今時珍しいホリゾンタルフレームになっています。
かなりサドルが低めの自分(サドル高645mm)は500サイズでこのようなシートの出代です。
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500サイズでこれよりサドルが低く乗られる方は多くないとは思いますが、これよりも下げる事も可能です。

自分はサドルが低いのでホリゾンタルではかなり不格好になってしまうのではないか…とも思っていましたが、低めのサドルでも結構まとまった見た目になり安心しました。

Reparto Corseの一体型ハンドルも特殊なステム角度をしているので、ポジション出しの際にはその点も考慮する必要があります。

とはいえ、スペーサーの積み量は豊富に用意されているので、よほどハンドルが高いセットの方でなければポジションは出せると思います。

このバイクをオーダーする際は、フィッテングサービスを同時に受ける事をおススメします!

組み立てて感じた事

Reparto Corseの一体型ハンドルは、見た目的にホースを通すのが大変そうですが、中で分割されていて、ホースを通すと意外とすんなり通すことが出来ます。
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コラムはなんと1インチサイズ。
エアロ形状の為にヘッド部が薄く作られており、その中にホースを通す為にコラムが細くなっています。

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ただコラムとステムの間に金属製のシムのようなものを挟む為、ステムのクランプ径は通常通りの1-1/8インチとなります。

1インチながらコラムの肉厚は非常に厚く、下りを攻めたりスプリントしても剛性不足は全く感じません。

コラムが細い点以外は現代の他のバイクと大きく変わらない構造になっていて、組立ての難易度は特出して高いわけではありません。(現代のフル内装のバイクと比較して)

フレームのダウンチューブなどは非常に薄い!
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指で叩くと、超軽量車と同じような音が帰ってきます。

他にも各所でカーボンの素地が見えていたり、まるでプロトタイプのようでスペシャルなバイクなんだと伝わってきます。

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基本的にはSBC湘南藤沢店に展示しております。

そして先日お伝えした通り、このバイクは試乗可能です!
皆様是非お越しください。

実際に乗っているからこそお伝え出来る点も沢山ございますので、お気軽に中川までご相談下さい。

皆様のご来店をお待ちしております!

SBC湘南藤沢店 中川

TEL : 0466-28-8006
Mail : sbcshonanfujisawa8006@gmail.com 
住所:〒251-0032
【神奈川県藤沢市片瀬357番地 エスポワール23 1F】
               
”営業時間及び定休日” 

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