【SVRT参戦レポート】第2回JBCF新城クリテリウム

 

こんにちは。
SBC湘南藤沢店スタッフの中川です。

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表題の通り、SBC Vertex Racing Teamは2024年6/1,6/2は第2回JBCF新城クリテリウムに参戦して参りました。

チームからの参戦は私中川1名での参戦となりました。
この日は富士ヒルクライムなどが被っていて、各地でレースやイベントのある週末でした。

このJBCF新城クリテリウムでは、初開催であった昨年度に私中川がE1カテゴリにて優勝しています!
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勿論、今回のレースも優勝を狙っていきます!

JBCF新城クリテリウムは、愛知県の新城市にて行われます。
神奈川県や東京都から愛知県へ行くとなると遠く感じるかもしれませんが、新東名高速道路のおかげで快適に早く移動できました。
時間にして3時間弱なので、北関東のレースに行くよりも楽ですね!
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(藤沢店からも3時間で行けます)

それでは今回のレースの模様をお伝えします。

レーススタートの4時間前の早めに会場に到着。
会場で系列店のスペシャライズド自由が丘アルバイトスタッフの佐々木とも合流。
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佐々木もE1カテゴリに出場します!

受付を済ませたら、折角新城まで来たので1時間程度の軽いライドへ出かける。

少し市街地から抜けるだけで信号も交通量も減り、更に程よいアップダウンなのでコース的にもきつすぎず、自転車が走りやすい環境でした。
いつかはこの地域でロードレースも走ってみたいですね!

会場に戻ったら食事を済ませて、試走して、準備を行う。
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E1のレースは最後で、14:00と遅めのスタート。

Day1
E1

1km × 45laps = 45km 
出場選手:中川、佐々木(別チーム)

使用機材
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フレーム / Specialized Tarmac SL7 10r 49cm
ホイール / Roval Rapide CL
グループセット / Shiamno Ultegra R8070・Dura-Ace R9170 mix 53-39/11-30t
パワーメーター / Quarq D-Four DUB
タイヤ / Michelin Power Cup CL 25c
サドル / Specialized S-Works Power Arc
ボトルケージ / Arundel Mandible

BIANCHIのOLTRE RCは清原宇都宮クリテリウムの落車でSTIレバーなどを破損してしまい修理中の為、以前に乗っていたTARMAC SL7を引き続き使用。

自分は3月後半の宇都宮クリテリウムで落車をしてから怪我の為一週間程度一度自転車はストップ。
直ぐに自転車に乗り始めたが、5月中旬の大磯クリテリウムは体調を崩してしまいDNSと、2ヶ月と少しの間レースが空いてしまい、復帰戦となった。

今回、地方のクリテリウムレースとしては濃いめの面子が揃っていた。
注目はJETツアーリーダーのTRYCLEの武井選手、ORCAサイクリングチームの前田選手、ミネルヴァあさひの川勝選手など。

前田選手はトライアスリートで国体のトライアスロンで優勝や、ロードレースでも石川ロードや南魚沼ロードE1で勝利するような非常に強い選手。

コース自体はオーバルに近く、ハイスピードで展開され、逃げは決まりにくそうなレースであるが、強い選手らと抜け出せれば逃げも狙えなくはないかな?と考える。

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そしてORCAサイクリングチームとミネルヴァあさひは人数を揃えているので、エース級の選手が逃げに入れば後ろの集団は止まってチャンスはありそう。

このコースは道が狭いので、集団スプリントだと位置取りを失敗すると勝負に絡めない。
なので少人数の逃げを狙って勝率を上げたかった。

そんな事を考えながらスタート。
しかし実際には、アタックと吸収をハイペースで繰り返し、逃げが許されないような展開となった…

積極的にレースを作っているのは、先述のORCAサイクリングチームとミネルヴァあさひがチーム単位で、そして湘南工科大付属高校の三浦選手など。
三浦選手は地元藤沢/鎌倉の選手で、将来有望な高校生のジュニア選手。
トラック競技でインターハイやジュニアのアジアチャンピオンの凄い選手です。今回のレースでもスピードが桁違いだった。
そして今年も新城市地域おこし協力隊のJPTの群馬グリフィンの小山貴大選手がオープンで参加。アタックを繰り返しておりました。

自分はというと、まずは先頭でスタートする為にアップよりも優先して佐々木と共に早めに整列してスタートを待つ。
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先頭はリーダーの武井選手なので、その後ろでスタート。スタート直後からペースを上げて人数を減らしていきたい。

が、直前までアップしていなかったからか、いきなり踏むとキツくて、積極的には走れない。

このコースでは集団先頭と集団内での出力の差が大きい。
レースの平均速度は44.4km/h、ペースが上がると集団は50km/h超で進むのでそこから抜け出しを図るのは難しい。
更に展開としてはあさひの選手が逃げに入ればオルカが追い、またその逆が起きる。
自分や武井選手、三浦選手の単騎勢も逃げが行ってしまって後手を踏みたくないので、人数の多いオルカ・あさひが入った逃げは行かせたくなく、すぐに追う。
その結果集団がが落ち着かず、緩むタイミングが少なかった。

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理想はエース級の選手5名程度で先行だが、どうやらそれは無理そうだと切り替える。

そんなこんなで、45kmの間ずっとアタックと吸収を繰り返して進む。
自分はというと、序盤・中盤までは高強度域が長い時間出せずにあまり余裕が無く、集団前方から中頃を行ったり来たり。

ただ終盤に入ると集団前方で直角コーナーのインターバルが掛かりにくい位置に安定して位置取りすることが出来た。終盤になり、他の選手も疲労して前で踏めなくなっているのか、位置取り争いが比較的落ち着いていた。

ラスト7周くらいの終盤の局面にて、ミネルヴァあさひが集団先頭を固めて、落ち着いてハイペースを刻み始める。

ラスト2周で三浦選手が単独でキレの良いアタック。流石のスピードだが、集団の勢いもかなりあるので掛かったら吸収されそう。

ラスト1周に入る手前でミネルヴァあさひの選手がアタック。リーダーの武井選手が続き、見逃すまいと自分はその1,2名後ろくらいに入る。その勢いで三浦選手は吸収。

これを見て、スプリントへ向けて足を溜める展開ではなく、逃げ切りを目指したアタックを繰り返した後のタフなスプリント勝負になるな、身構えた。

ミネルヴァあさひの選手は1周勘違いしていたらしく、ゴールラインを超えると踏み止めて、その後ろの武井選手も踏み止めて集団がそれを追い抜く。

緩い最初のコーナーから何名かの選手が逃げ切りを狙ってアタックを開始、オルカの若い選手(恐らく中学生!)がバックストレートでアタックしたので自分はそれを追い、直角コーナーを2番手で通過。

ここで後ろはごちゃついたらしく、コーナーで差が開いたようだ。

自分はラスト400m程度からロングスプリント、というか早掛け逃げ切り体制を築きゴールへ。
そして誰にも追い付かれることなく一位でフィニッシュ!
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無事に昨年からの連覇達成。

2位はリーダーの武井選手。

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そして佐々木もスプリントで3位に入賞!

この新城クリテリウムは2日間の開催。

片付けして宿へ向かい、ケアをして翌日に備える。

Day2
前日の晴天から一転、一日を通して不安定な天候となる。

Day2もE1はラストのレースで14:05スタート。

マスターズなどの序盤のレースは雨に降られることなく行えていたが、午前中のE3レースの途中で雷を伴う大雨が降りだし、レース途中のE3を含む午前中のレースがキャンセルされる。

ただ午後には雨こそ止まないが天候は落ち着く予報の為、E1のレースは行う予定で準備を進める。
雨のレースなので、チェーンにオイルを追加して、タイヤ空気圧を調整。

今日は直前までアップを行い、スタート地点で待機していると雷の音が…
強い雨も降りだし、E1の前に行っていたE2のレースがストップされ、スケジュール的に天候の回復が見込めない事からE1のレースもキャンセルが決定される。

残念であるが、自然の力にはかなわない。

今回の新城クリテリウムでは、復帰戦を優勝で戻って来れて嬉しく思います!

更にアマチュアトップのE1にてスペシャライズド自由が丘アルバイトスタッフの佐々木(別チームだが)が3位に入ってきた事も嬉しく思います。

SBC Vertex Racing Teamは次戦は全日本選手権ロードに出場します!
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私中川は初のエリートカテゴリに挑戦、マスターズでは山本選手らがチャンピオンの奪還を狙います!

今後もSBC Vertex Racing Teamの応援よろしくお願い致します!

SBC湘南藤沢店 中川

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