いつも記事をご覧下さりありがとうございます。
SBC湘南藤沢店 中川です。
今回はSPECIALIZEDのTARMAC SL8シリーズの中でも、PROというモデルについて焦点を当ててご紹介していきます!
TARMAC SL8はデビューからずっと、様々なレースを制してきました。
パリオリンピックロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合、パリ~ルーベ、シュヘルデプライスなど…数えたらキリが無い程です。
例に挙げたレースだけでも、
・273kmのワンデーレースであるパリオリンピック
・三大グランツールのうち、最も登りがきついと言われるブエルタ・ア・エスパーニャ
・日本では考えられないような悪路を走るパリ~ルーベ
・「スプリンターズクラシック」と呼ばれるシュヘルデプライス
と、あらゆるタイプの選手が勝つレースを全て制しています。
あらゆるタイプの選手の相棒になっているという事は、あらゆる性能が求められるという事です。

過酷な山岳もこなす。
クライマーが求める軽さでありながら、2,000W近く出すスプリンターの力を受け止めて70km/hを超えるようなスピードでライバルに先着する空力性能を備え、そして脳震盪になるような石畳を走れる快適性を併せ持つ。また、グランツールの3週目でも疲れずに走り切れる乗りやすさ。

パリ~ルーベの石畳は過酷。
改めて書いてみると、レース向けのロードバイクに求められる性能は過酷ですね。
しかし、TARMAC SL8は全てを兼ね備えています。
まさに、スペシャライズドの言う通り「すべてを征す一台」。
他社のロードバイクでは、平坦に特化したエアロロードと、登りに特化した軽量モデルを使い分けているメーカーも多いですが、そんな特化型のバイクに対して一台で勝利を量産しているからTARMAC SL8は凄い。
普通は相反するんです。
軽く作ろうとすると、薄い素材や丸いパイプが軽くする点には優れているので、剛性や空力性能が落ちてしまう。
逆にスプリンター向けに剛性を高くしてエアロ形状にすると重量はもちろん、乗り心地も損なわれてしまいます。
TARMAC SL8はS-WORKSモデルでフレーム重量685g。ほとんどの他社の軽量モデルよりも軽いです。
ちなみにPROモデルに使用されるセカンドグレードの10rのフレーム重量は780g。
これでも十分に軽いですね。実はS-WORKS TARMAC SL7よりも軽いんです。
そしてS-WORKSのフレームと10rのフレームでは剛性が同じになるように設計されています。
ジオメトリと形状も全く同じ。形状が同じという事は空力性能も同じですね。
という事はスペック上は重量が95g違うだけ、、、
販売店としては正直S-WORKSの販売が多い方が嬉しいので、非常に申し上げにくいのですが、、、値段も含めたら、TARMAC SL8のセカンドグレードって最強なんじゃないか?と思う訳です。
S-WORKS TARMAC SL8のデュラエース完成車が¥1,793,000(税込)
TARMAC SL8 PROのアルテグラ完成車が¥1,133,000(税込)
TARMAC SL8 PROは、フレーム・ホイール・グループセットが全てセカンドグレードで構成されています。
ホイールのROVAL RAPIDE CLはホイールの構成の中でも大事なリムが、ハイエンドのRAPIDE CLXと同一。ハブとスポークの変更でコストを抑えられています。
グループセットはアルテグラ。現行のR8170系はデュラエースにグッと性能が近づいています。
そしてハンドルバーはS-WORKSと同一のROVAL RAPIDE COCKPITをアッセンブル。フレームセット・リム・ハンドルが同じ形状って、ほぼ空力性能同じじゃないですか。
あとはちゃっかりパワーメーターも搭載。
やはりS-WORKS TARMACの方が性能が高い事は間違いのない事実なんですが、、、
完成車で¥660,000という価格差は、先代のS-WORKS TARMAC SL7のフレームセットがちょうど買える金額という事も同時にお伝えいたします。
セカンドグレードの10rフレームセットを採用した完成車はこのPRO以外にもEXPERTというモデルも存在します。
EXPERTではホイールがエントリーグレードのカーボンホイールであるRAPIDE C38に、ハンドルがエアロではない丸パイプのものに変更。パワーメーターも搭載されません。しかしグループセットはアルテグラでばっちり決まっています。
価格は¥825,000です。現在、最もお求めやすいTARMAC SL8完成車ですね。
ちなみにこの記事の筆者の中川はこのTARMAC SL8 EXPERTを実際に購入して乗っています。
中川がEXPERTを選んだ理由はカラーリング。白が好きなので、シンプルな真っ白がラインナップされているこのモデルを選びました。
PROで白がラインナップされていたらPROを選んでいましたね…
レースで巡行速度が50km/hを超えると、流石に38mmハイトのRAPIDE C38では周りのディープホイールと比べるとディスアドバンテージを感じますよ…(笑)
Jプロツアーと混合で走るJCTでは特に。ホイールは変えようか考え中です。

写真 : 数馬様
フレーム形状に変化があるTARMAC SL8は、黒もスタイリッシュなのでPROの黒でも良かったかな?なんて思います。
TARMAC SL8 PROはシマノ アルテグラDi2とSRAM FORCE組の完成車がラインアップされています。
どちらも2色展開。黒は重複しているので合計3色ですね。
スペシャライズドらしく、どの色もスタイリッシュでカッコいいです!
どのモデルも魅力的です。
SBC湘南藤沢店ではスペシャライズドのお取り扱いをしております。
皆様のご来店をお待ちしております。
SBC湘南藤沢店 中川
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