Nepest_NOVAseries ライドインプレッション

 


発表から多くのお客様へご納品をさせていただいております、Nepest NOVAホイール
35mm、45mm、55mm、45/55mmとハイトの異なる4種類を実際にライドで比較することが出来ましたので、インプレッションを書きたいと思います!!
(古川の個人的感想を多分に含みます(笑))

テストでの諸条件


今回テストを行うにあたって、一律で設定した部分と一律で合わせられなかった部分を箇条書きにします。

完全同条件での比較が出来ていないため、データ的な部分は今回は対象外としてお話をします。
共通設定
・空気圧設定:カリキュレータを用いて条件を合わせて設定
・使用した車体:FACTOR OSTRO V.A.M2.0
・路面状況:ドライ
・チューブ:すべてTPU(メーカーは異なる)
非共通設定
・タイヤブランド:都合上同条件不可
・タイヤ幅:35・45・55:28C \ 45/55:30C
・気象条件:都合上同条件不可

NOVA35


NOVAの完成形と言えるほど完成度が高いと感じました。
軽さは言わずもがな、漕ぎだし・振り出し・加速…どれをとっても断トツで一番です。
また1,180gの軽さによる失速感(惰性感の無さ)は感じられず、しっかりと転がり続けてくれる良さがあり、NOVA X(45/55)を自腹購入した古川は”これは35でも良かったか?”と自問自答するほどには良さしか出てこない…
横風についても35mmのリムハイトなら当然ともいえますが全く気になりません。
加えて巡行などの40km/hでの走行時も変に速度が上がり下がり(惰性が効かずに)しないことも驚きの一つで、一定ペースを気持ちよくこなせるし登り返しの初速(加速)が合わせやすい。
ホイールの自体の捻じれ剛性は少しだけ弱めなのか、スプリントなどのダンシング高トルクをかけるとホイール自体もたわんでDiscロータがすることがありました。
ただ、ここまでの完成度で¥219,800円(税込)定価は他のメーカーでは到達しえない領域なのではないかと思います。

NOVA45


NOVA35程の軽さの衝撃は受けませんでしたが、しっかりとした反応性とエアロは体感でき、35よりもしっかりとした惰性感を感じれる点ではディープリムホイールとしての作りは良いと感じられました。
剛性感に関してもしっかりと35よりは硬く、以降記述する55程硬くはないレース仕様でも走れるが、どちらかというとファンライドで力を温存する方向性の剛性感かなと言った硬すぎず緩すぎずのバランス感が程良いと感じれました。
また登坂でも惰性を使った登り方(ダンシングなどで踏み込みを大きく多用する方)では、レスポンス良く反応してくれるため、リズムも取りやすいと思います。
気になる点としては、フロントホイールの風抜け(横風)で風速6~7m/sの風だとハンドルを少し取られやすい部分を感じました。フロントホイールの重量が軽すぎてしまっているためか、自転車ごと押されるというよりはフロントホイールのみがブレる感覚がありました。

NOVA55


MAUI50よりも5mmリムハイトが高くなったのに、軽くなったまさにNOVAの軽さの進化を象徴するような55mmですが、ディープリムらしい風切り音と推進力の維持、35・45にはない吸い込まれるような巡行の楽さはやはり55mmのリムハイトが深く影響をしている感覚でした。しかしながら剛性感はそこまで高くは無くむしろ45よりも古川的には踏みやすいというか、乗りやすいというか…普段から58mmとか80mmとか乗り回しているから感覚がバグっている可能性を否定できませんが、”心地よく流せる(力まず進ませられる)”感覚が強かった印象です。登坂についても軽く登れます!!とはいいがたいですが、アップダウンの連続するような丘陵地帯を抜けていくようなコースや、ドフラットのコースであれば性能を引き出しやすいと思います!
ただし横風に対して非常にピーキーには感じました。大分ハンドルをとられる感覚が強く横風区間の度にハンドリングを意識してコントロールしながら走行している感覚が強かったです。

NOVA X(45/55)


今回のNOVAでは一番注目されたのではないかと思われる”NOVA X(45/55)”実際に、古川自体も自費購入して使用をしているこのモデルですが、前述している55の特性に登坂時の反応性と登坂性能を向上させた感じかなと思います。フロントの45mmはダンシング時の振りの軽さと剛性感からリズムをとりやすく、ダンシングとシッティングの切り替えがとてもし易いと感じました。
また、リア55mmはスプリントや加速時のレスポンスが高く”スッ”と加速に切り替わるスムーズさがありヨレない感覚が強い印象です。また、横風もNOVA45で感じた状態そのままではありますが、55の走行感のまま横風へのストレスが緩和されているためトータルでのバランス感の良さをとても感じました。

 

全モデルを試乗してみて


今回、全モデルを60kmほどのライドでテストをしましたが、総評としては”NOVA35の完成度の高さが際立ったな”という感じで、テスト順としてはNOVA55→NOVA45→NOVA X→ NOVA35でテストをしたため、最も軽さを感じやすいような順序となってはいたものの、それ以上に35mmハイトの軽量ホイールとしての弱点を感じずに乗り心地・回転性能・ホイール自体の個性を良く感じることが出来た点が印象てきでした。
また、Nepstらしい”ホビーライダー向け“の剛性感や味付けは乗っていて”機材を使いきれる、パフォーマンスを出せる”ように感じれるのは乗っていて楽しいと思えるためアップグレードするのに非常におススメだなと思います。
リムハイトの高さの違いでしっかりと剛性感の違いを出せているのもいいポイントで試乗してもらえればしっかりと違いを感じられ、自分に合った感覚のホイールを選ぶこともできるようになっています。
また、タイヤの銘柄や特性の影響を大きく受けやすいとも感じ取れていて、コンフォートで乗り心地と転がりの良さを追求したいならVittoria Corsa Proが、速さとグリップ・コンフォートに軽量を求めるならAGILIST FASTなど、タイヤの空気圧・タイヤの特性を研究するにもおすすめのホイール?かもしれません(笑)

実際に試乗してみたいなら?


ここまでNOVAのリムハイト別でのインプレッションを見て、実際に乗ってみたいと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方の為にSBC横浜あざみ野店では常設試乗用ホイールとして、NOVA55,NOVA45、NOVA X(45/55)_SBCオリジナル仕様の3種類をご用意しております!!
恐らく日本国内でも常設ホイールで3種類も保有しているのは当店だけではないでしょうか!?

ご試乗に際しては事前に店舗へメールまたは、お電話でご予約をください。
E-mail::sbc.azamino@gmail.com
Tel:045-532-8010
また、ご試乗にはご身分証の提示が必須事項となりますので、ご試乗時は必ずお持ちください。ご提示がされない場合はご試乗をお断りさせて頂く場合がございます。

百聞は一見に如かず、見るだけでなく実際にご試乗いただくことで、より自分の体験として合う・合わないのご判断ができると思いますので、ご試乗をしていただくことお勧めいたします!!

まぁ乗ると欲しくなるのが世の常ですが(笑)
以上、古川のNOVAライドインプレッションでした!!

SBC横浜あざみ野店
古川
 

SBC 横浜あざみ野店

住所 神奈川県横浜市青葉区あざみ野2丁目28-10エステービル1階
電話番号 045-532-8010
MAIL:   sbc.azamino@gmail.com
営業時間 平日11:00~19:00 / 土日祝日10:00~19:00
定休日 火曜日 水曜日
※最寄り駅の東急田園都市線あざみ野駅から徒歩6分

sbc facebook

「Team & Community」

SCB Cycling Club

SBC Vertex Racing Team

 GARNET

SBC Dirt Union

—————————————————————————————

「Campaign & Information」

乗りかえプログラム

 

カテゴリー SBC横浜あざみ野店あざみ野店のイベント/レポートイベントスタッフコラムホイールロードバイクイベント/レポート古川コラム製品レビュー製品情報試乗会 タグ .
SBC横浜あざみ野店

◎営業時間:平日 am11:00〜pm7:00/土日祝 am10:00〜pm7:00
◎定休日:毎週 火曜日・水曜日
◎住所:神奈川県横浜市青葉区あざみ野2丁目28-10 エステービル1階
◎TEL/FAX:045-532-8010

facebook Instagram