今月から新たにお取り扱いを開始した「Princeton Carbon Works」。
その高級感のあるデザインと特徴的な波型リムを持つ次世代の高級ホイールをテストしていく。
当店では今、絶大的な人気を誇る「ENVE」、オールマイティに使用でき競技者から人気な「CADEX」と、お取り扱いを広げてきたが、今海外で勢いのある「Princeton Carbon Works」を徹底検証していく。
今回実際にテストするのは「Peak 4550 Evolution」。
当店の試乗用ホイールとして用意したPrinceton Carbon Worksの中でもオールラウンドに扱うことのできるホイールセット。
スペックは以下の通り
ハブ : DT Swiss 240 |
リム高 : 45~50mm |
リム内幅 : 21mm |
リム外幅 : 28.2mm |
重量 : 1370g |
シマノ11/12sフリー |
価格¥655,600(税込)
こちらのホイールをSBC湘南藤沢店スタッフの富田・相澤が試乗インプレッションしていく。
Peak 4550 Evolutionを装着するのは当店の試乗車である「ORBEA ORCA」「MERIDA SCULTURA TEAM」の二台。
ORBEA ORCAはM35iといういわゆるミドルグレードの位置付けなのに対し、MERIDA SCULTURA TEAMはメーカー最上級のハイエンドモデルをチョイス。
コースはSBC湘南藤沢店を出発し片瀬山、鎌倉山を登り134号線の海岸沿い平坦を走った後江ノ島大橋でスプリントをするコースとなっている。
「Princeton Carbon Works」ブランドについては当店で取り扱い開始時にご紹介ブログを作成いたしましたのでそちらをご覧ください。
Princeton Carbon Works のお取り扱いスタートします! + 取り扱い開始記念キャンペーンのお知らせ
スタッフインプレッション(富田)
ORBEA ORCA M35i × Peak 4550 Evolution
ORBEA ORCA M35iにPeak 4550 Evolutionを装着。
第一印象としてはなんと言ってもこのデザイン。MyOでカラーオーダーした車体ロゴカラーとPeak 4550 Evolutionのホワイトロゴが見事に一致。カラーの統一化でここまで見た目がまとまるとは思いませんでした。
特徴はなんと言っても高級感のある見た目のホイールです。
サイクルジャージブランドのアンバサダーを務め、様々なバイクブランドの乗車経験があるスタッフ富田
実際に乗ってみると、まず最初に転がりが軽いと感じました。非常に漕ぎ出しが軽く、ホイールの外周部が軽いためか軽快な走りの印象です。
平坦においては巡行性能が高いと感じました、その特徴的な波型形状リムのおかげか横風を受けにくく惰性でスムーズにバイク全体を進ませることができます。少ない力でも速度がいつの間にか出ているような印象を持ちました。これは相澤ですが、良く似合っています。
登りにおいては1370gと軽量なホイールでかつ45~50mmリム高であることから登坂性能も申し分なく、ペダルを回すだけでサクサクと登りをこなせてしまう程でした。
最後のスプリントでは300m程踏み込みましたが特有の振りの軽さと扱いやすいリムハイト、剛性の高さが相まって掛かりが良く、伸びの気持ちよい加速感をダイレクトに感じる事が出来ました。
その他ホイールとの比較としては、自分自身は普段ZIPP 303 Firecrestを履いていますが、このPeak4550もZIPPとほぼ同じ重量でかつ、リムハイトが上がっている為とても扱いやすく感じました。
富田の愛車、GIANT TCR + ZIPP 303 Firecrest
かかりの良さは正直な所ハブのノッチ数の差でZIPPの方が勝っ
Peak 4550 Evolutionの45~50mmのリムハイトは平地・登坂等、
スタッフインプレッション(相澤)
MERIDA SCULTURA TEAM × Peak 4550 Evolution
MERIDA SCULTURA TEAM に装着して走行しました!車体とホイールの白ペイントの部分で統一感が出て、チームバイクのようなカッコイイ見た目です。波打ったリムもとても印象的です。横風の影響を軽減し、推進力に変える効果があるとか、、、
実業団E1カテゴリー選手としての実力を持つスタッフ相澤
実際に乗ってみると、乗り出しの軽さと、転がり抵抗の少なさに驚きました。リム重量の軽さと空力性能の良さのおかげでしょうか。
平坦では、速度の維持や、速度が乗ってからの加速に優れていると感じました。一度進むと減速しずらく、踏み込まなくてもスピードを維持できます。風の影響を受けやすい海沿いを走行しましたが、横風をあまり受けず、ふらつくことなく快適に走行できました。
登坂では、軽いギアでケイデンスを上げても軽快に進んでくれました。また、重いギアで踏み込むとしっかりと反応して加速しました。
スプリントもしてみました。踏み込むとぐんぐん加速していき、かなり伸びがあります。最後まで踏み込みましたが、まだまだ伸びしろがあると感じました。その反面、踏み始めからの加速は少々鈍さを感じました。急なペースアップやインターバルは苦手な印象です。
Peak 4550 Evolutionの方が縦剛性が高く、少ないパワーで高速域まで巡行できると感じました。また、転がり抵抗が少ないため、惰性であまり減速しません。下りでは楽に速度に乗れる印象です。 OQUO RP45 TEAMはZIPPのハブを使っているので、かかりが良いと感じました。
レースで使用する場合は、インターバルの少ないロードレースに向いていると思います。巡航性能が優れており、足を止めても減速しにくいので、体力温存、標準化パワー(NP)を最小限に抑えることができます。登り坂も難なくこなせました。レース以外にも、ロングライドや、ブルベを走る方にもオススメです!レースから普段のライドまで幅広い分野で活躍するホイールです!
スタッフ二人のインプレッションいかがでしたでしょうか。
それぞれのライダーの視点でPrinceton Carbon Works Peak 4550 Evolutionの魅力を伝えられたかと思います。二人の総合評価をまとめると、、、
・圧倒的な高級感のある見た目
・波型形状リムは横風をかなり軽減してくれる
・軽快な走り、剛性の高さと巡航性能を兼ね備えている
・ライダーを問わず、様々なシーンに適応することのできる超万能ホイール
であることが分かりました。特にスタッフ相澤は現在実業団E1を走る若手実力派選手であることから、レーサー視点でPrinceton Carbon Worksの走りを伝えているため、競技者の方々のご参考になれば幸いです。
それぞれ違った視点で「Peak 4550 Evolution」の魅力を伝えられたかと思います。
メーカーのカタログスペックでは申し分ない性能を誇るPrinceton Carbon Works Peak 4550 Evolutionですが、その特徴的な波型形状リムは実際どのような効果を走りにおいて実感できるのかはメーカー公式サイトを見るだけではわからないと思います。
今回ご紹介しました「Princeton Carbon Works Peak 4550 Evolution」はSBC湘南藤沢店で試乗ホイールとしてご用意しております。実際にお店まで足を運んでいただき、このホイールの真価を体感してみてください。ご試乗に際しては、身分証のご提示(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど)と同意書の記入が必要となりますのでご注意ください。
また取り扱い開始を記念し、購入サポートキャンペーンも開催中です。
2024年の12/29まで、JACCSローンをご使用の分割払いの無金利キャンペーンを行います(最大24回まで)
Princeton Carbon Works ホイールのご購入を検討中の方はこの機会をお見逃しなく。その他今回ご紹介したブランド、ホイールセットについてご相談、ご要望がある方はお気軽に店頭スタッフまでお気軽にご相談ください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
SBC湘南藤沢店 富田 相澤
Mail : sbcshonanfujisawa8006@gmail.com
平日 AM11:00 ~ PM 19:00
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